出逢い　３－２

車を走らせていると、あるホテルに…。

ちょ、ちょっと待ったぁ！
いくらなんでも、ここはないでしょ！！
っていうくらい老朽化した平屋のホテルに入っていくではありませんか。
しかも数部屋しか開いていない。
残りは使用中ではなく、明らかに老朽閉鎖。

母譲りの潔癖症に近いきれい好きの私は
「こ、こんなとこ嫌っ！こわい！！なんでここなの？？」
「え、そうなの？前に来た事あったから…」
断固拒否し、他にホテルを知らないというので、
私がお気に入りのホテルをチョイス。

部屋に着くと
「へぇ！すごい！こんなとこあるんだ！！」
ちょ、待って下さい。
今のホテルはこのくらい標準です。
ＵＳＥＮとカラオケの設備に感動しないで；；


とりあえずソファに座ってテレビをつける。
やっぱり夜遅くなるとあまり面白いものってやってないですね。
傍に座った彼の手が延びる。
恥ずかしいので、彼の胸に頭を預け顔を隠す。
でもすぐに顔を上げられ、キス…。
服の上から胸を揉まれたかと思うと、すぐに上着をぬがされた。
つづけてブラのホックを外す。

「ベッド行こう」
「うん…」

ベッドに着くとスカートを降ろされ、下着もとられる。
彼も着ていた服を一気に脱ぎ捨てた。
前回もそうでしたが、意外とすぐ全裸にしちゃうのね。
かわいい服着てきたのにね。
服着たまま、全身にキスされながらゆっくり脱がされるのが
好きなんだけどな。
あと脱がせるのも好き。
元彼とはよく時間かけて交互に脱がせっこしたなぁ。

胸を揉まれながら、舌で乳首を弄ばれる。
手が私の秘部へ…。
「はるちゃん濡れてる」
「ん…」
とても…濡れやすいのです…。
恥ずかしながら。

指先が芯を攻める。
「んっんんっ、あっ」
優しめの攻めに声が洩れる。

彼に手首を掴まれ、彼のモノまで誘導される。
な、なんかやたら太いっ。
短めだけど太いっ。

自分も触られながら彼のものをいじる。
ホントに太いなぁ…。
入れるとき痛くないかな。

そろそろフェラを要求される頃かな、と思っていると。
彼の大きな体がかぶさってくる。
え、ちょ、、
即ですかっ
別にいいけど、でも、表ばっかり攻められて、
中には全然指も入れられてないんですが…。
そんな慣らされてない状態であんな太いのっ

「挿れるよ」
「んんっ！！やぁっ、いたっ　いたいぃっ！！」
肩を掴んだ指に思わず力が入り、爪が食い込む。
彼も痛かったかもｗ

「あっごめんっ」
もぅ、涙目。
処女に戻った気分だよもぉ。

「ちょっとづつ、ね？」
「うん」

ゆっくりゆっくり挿入…で、なんとか完了。
やっと入ったと思ったら、すぐ彼の腰の動きが早くなる。

「あっ、あぁんっ」

部屋に響く声とベッドの軋む音は、やっぱり何度聞いてもいやらしい。

暫くの間私のあえぎ声とベッドの軋む音だけが部屋中に響いていく…。