- 名前
- テセウス
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 福井
- 自己紹介
- 今日も元気だ「○○」が、上手い! 日々過ごしていると、へこむ事や投げ出したくなる事が...
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馴染みの子
2008年05月18日 06:45
キャバクラで失った理性を冷たい夜風で取り戻し
軽くなった財布で現実を実感する俺。
早い時間に行ったスナックで馴染みの彼女から
仕事が終わったらアフター行こうと誘われて居た事を
思い出し、顔見知りの居酒屋で待ち合わせをする事にした。
店の親父を相手にキャバ嬢の話をして盛り上がって居ると
メールで伝えておいた彼女が店に来て
「盛り上がっているね、どんな話?」と
割り込んできた。
俺はあわてて話を変えようとするが
親父の勢いは止まらない。
俺の遊んできたキャバ嬢の話や
親父が遊んだ事を織り交ぜながら
身振り手振りで彼女に聞かせだしたのだ。
上機嫌で店に来た彼女の顔が見る見る間に
険しくなって、俺を睨み付け
「汚い、近寄らないで」
の一言で、一瞬に凍りつく店の雰囲気。
「私と約束をしていたのに、そんな所で
遊んでくるなんて、最低」
今度は親父の顔が青くなる順番のようだ。
今し方まで酒焼けで赤ら顔だった親父が
青い顔をして言い訳をするが。もう、手遅れだ。
「そういえば、俺、おしぼりで手を拭いただけで
洗ってないや、洗ってくるね」と
その場の雰囲気に耐え切れずに、洗面所へと
席を立っと。
「石鹸で綺麗に指を洗っておいで」
彼女の声が、背中から聞こえた。
(そんな問題なのか~ぁ?)
手を洗うだけで、ご機嫌が直るなら簡単な事。
素直に、元気に、返事を返す俺w。
「は ~ ~ い ♪」
手を洗っただけでご機嫌が直るはずも無い事を
後で知るのだが、この続きは、後で。
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