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不意に思いついた創作話

2008年05月13日 20:09

今日もウラログの一連の話書いてません
と いうか 奴隷化した子の話を書き始めたとこで
何故か この話の 女の長台詞が思いついちゃって
ついつい こっち書いちゃいました
書いたついでなので載せます
タイトルは考えてません
一応 主人公の女の名前は kyo(きょう)です
暇な人 タイトル考えてください
あらすじは この女が 体使って復讐
そして全てが終わっても気が治まらず
存在するもの全てに復讐する
そんな予定です
続きを書けばですが
まあ すいませんが 今回はこれでご容赦を


第一幕

真っ暗な闇の中でうずくまる影

それは人なのだろうか

やがてそれはゆっくりと立ち上がった

一閃の光がそれを照らす

その光の中にあるもの

煌びやか装飾を纏い

男を誘うような艶かしい布

そう それは服というには余りにも薄く

そして用途を成さぬもの

布というがふさわしきもの

その艶かしい肢体から性別は女

ただ 女というには未熟にも見え

少女というには熟れすぎても見える

その顔は 少女から女への途上 

その比喩が 適切に思える

ただ その表情は 無

全てを失った者が見せる虚無の表情か

あるいは 容認しがたき事態の放心の表情か

やがて少女は そうあえて少女と呼ぼう

その声は 幼く穢れのない響きがある

少女は ゆっくりと言葉を紡ぎだしはじめた



「何故 わたしは このようなところにいる

何故 わたしは このような日々を送るのだ

桜が散るこの季節に わたしの心も散らされる

雪解けの頃は まだ わたしはわたしであったではないか

草木が芽吹き 風が温みを含み 

陽射しが徐々に力強さを持ち始めた頃

すべてが希望にあふれていたではないか」



少女はそばにある桜の気に手を添えた



「そう この桜の下で将来を誓い合って

涙するほどの幸せを感じていた.... それが何故...」



少女は桜の枝に手をかけ 目を閉じる

閉じた目から涙がこぼれる

そして少女の澄んだ声に澱みが混ざっていく



「将来を誓ったはずのあの人は 欲に目がくらみ

大家の娘と契りを交わし

無二の友と信じてたものの計略にはまり

友と呼べるものも全て失った

決して裏切らないと信じた父母さえも 欲のために

実の娘であるわたしを売った

それまで優しく接してくれたもの達は

卑しくも落ちたわたしを金で買いこの体を汚し続け

もはや わたしの存在は汚され貪られるためだけにある」



少女の表情が消え その声には憎悪の色が混ざる



「この世に神仏があるのならば なぜ わたしは

このような目にあうのだ

やつらが言ってたように わたしは神仏から見放されたというのか?

もはや 神仏にとって わたしは 汚されてもよい

堕ちた存在だというのか?

わたしが何をしたというのだ

正しく正直に生きたつもりだ

人との和と輪 それを大切にしてきた

親の言葉を素直に聞き したがってきた

それなにに 何故?」



枝を掴む手に力が入る



「それがいけなかったのか?

神仏を信じ 和と輪を重んじ 素直に生きた

それが いけなかったのか?

この策略と欲が満ち溢れた世において

その存在が疎ましかったというのか?」



枝が少女の手によって折られる

その細い腕でその枝を折るなど想像もつかないことだった

少女は目を見開き笑みを浮かべる

いや この瞬間 少女少女ではなかった

冷たくも妖しく光った目 魂ごと捕って食いそうな妖艶な笑み



「ならば 神仏と反するものとなろう

この穢れた体を使い 世の男たちの生気を食らおう

愚かな男たちの全てをしゃぶりつくしてやろう

そして人を貶めることを至悦とし

憎き女たちの嘆きを糧とし その惨めに堕ちて行くさまを

最高の馳走としよう

狂ってしまおう いっそ 憎んでしまおう

そして 淫らに残酷に惨めに あざ笑いながら朽ち果ててやろう」



遠くから人の声が聞こえる

「いたぞ あっちだ」

「逃がすんじゃねえぞ」



女は 前髪を少したらし 纏う布を脱ぎ捨てた

「ふふ 逃げはせぬよ はよう来い 

この復讐に狂った狂女の最初の贄たちよ」



男たちが女を囲む

「手間かけさせやがって」

「けえったらお仕置きが待ってるぜ」

「たんまり可愛がってやるからよ」

女は ついさっきまでならば 

怯えていた男たちの言葉も

滑稽なものにさえ感じていた



「もう 逃げはせんよ お仕置きも受けよう」



「なんだ やけに素直だな」



「なあ どうせなら 連れ帰る前にここで楽しまんかえ?」



「なんだと?」



「追ってきたのは 主ら四人だけかえ?」



「そうだ」



「ならば この立派な桜の木に負けない

主らの立派なものを あたしに突き刺しておくれ

なに 言わなければ ばれやせん」



「..........」

つい数刻前 逃げ出す前とは違う

まるで別人じゃないか この艶っぽさはなんだ

そう男たちは感じた

そして その色香に逆らう術を持たないことを悟った



「さあ いかがする?」

その言葉が言い終わるまでもなく

男たちは 女にむさぼりついた



淫靡で妖しげな笑みを浮かべ女は囁いた



「たーんとお食べ 極上の味を味あわせてあげる」



風もないのに桜の花びらが乱れ散り始める

桜吹雪の舞う中 妖しく美しい淫宴が始まった




思いつきで書いただけなんで後は考えてません
おおまかなあらすじは考えてますが
書くとしたら 手加減なしの 性的残酷描写全開になる思います

基本 ウラログ創作を書く気はないんですが
もしかしたら 気が向いたら
ついでに希望あれば 書くかもw

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