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あなたの鼓動を 背中で感じる

2006年01月05日 19:33

 背中から抱きすくめられる。殴られた記憶のあるあたしは反射的に頭を庇った姿勢でしゃがみこむ。
大丈夫。俺だから。ね、顔を見て」
顎を掬われて・・・温い吐息を頬に感じる。

 彼にしがみつくように、唇を合わせる。
離れる瞬間に、湿った音を立てて露が糸になる。
 身体中の液体が粘度を増すのは「危険日」の合図。
そして それは、珍しくあたしが「快感」が欲しくなる時期。
彼は低く笑って冷たい床にあたしを押し延べる。
ベッドまで30cm。それでも「床がお前にお似合いだよ」と教え込むように、彼はよくあたしを床で抱いた。
足首を掴まれて引き上げられる。
瞬間的に膝を合わせた。
「ひらけよ」驚くほど冷たい声
視線で拒否して、視線で殺される。

女の薫りが立ち込める。

彼の視線を感じて、自分の指で果てる。


急に恥ずかしくなって、背中を向けた。

貴方の腕を温かいと思った4月の朝・・・

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