泣いちゃった…。

一緒に働いている六歳年下の子にずっといじめられてて、誰にもあんまり言ってなくて、でも今日もいろいろあってさ、もうダメだって、仕事もう無理だって思った。



私はこの街で本当に一人ぼっちだから、でも、私は一人でも仕方ないって突っ張っていた。


でも、ここで、人間は一人ぼっちだからこそ誰かとわかり合いたいとか、愛し合いたいとか思うんだよ～って教えてもらった。



仕事精一杯。

誰かと付き合うとかって出来ないのかもって思う。


でもね。

仕事のいろいろをでも、誰にも言ってなくて、でも、今日、あまりにひどくて一人でぼんやりしていたら、警備のおじさんがお菓子くれた。

すごい普通のこと。
なのにその温かさがとてもとても身にしみた。




涙がたくさんでた。
涙がたくさんたくさんでた。

北風と太陽っていうお話あるけど、突っ張っているときとか、一人でがんばっているとか、セックス溺れたり、息巻いているときは涙なんて出ない。

でも、温かな優しさを、なんのてらいもな優しさをもらうとたくさん泣いてしまう。




私は一人ぼっちだよ。


この街で一人ぼっち。





でも優しい人もたくさんいるから、一人でもがんばる。


がんばる。