赤い手錠

手に持っていた缶コーヒーを運転席側のホルダーの入れて
彼の右手が私の頬の触れてきました
顔にかかっている髪の毛を撫でるように除けて
繰り返し、繰り返し唇をあわせてくれます

みこ？
ん～？
コーヒーの味する？
うん・・・する・・・美味しい・・・
今度は私のほうから
コーヒーの味を舐め取るように彼の上唇に舌を這わせました
それに応えるように、彼の舌が私の中に差し入れられて
２人で激しく舌を絡めあいました

彼の気持ちが高まってきているのが
私を抱きしめる彼の手から伝わってきます
肩を掴んだり
頭から首筋にかけてゆっくり撫でたり
キスしてる間中
ずっと・・・

みこはキスうまいなぁ～
え～？やっだぁ～・・なによそれ～
俺、すっごい興奮するよ・・いいよ・・
ホントに～？
何でこんなにうまいんだ？誰に教わったんだよ？
誰にも教わったりしてないよ～変なこと言わないで・・
嘘つけ！誰だよ～
彼がニヤニヤしてのしかかってきました
ホントに誰もだよ・・
ホントか～？

じゃれるようにキスを繰り返して・・
こんな風にしてるのがとっても好き
彼はどう思っているのかな？

私は、
彼がどんなことを考えてるかも知らないで・・