- 名前
- 玉こんにゃく
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 「海を見ていたら自分の悩みがちっぽけに思えてきた」という人とはわかり合えないと思います。
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今日の1冊その174
2026年03月12日 22:15
カーディガン好きです。
こんばんは。玉こんにゃくです。
「方舟を燃やす」角田光代
昭和から令和を生きる二人の主人公。
周りに影響されやすく、気の弱い飛馬。
第一子の妊娠がきっかけで偏った思想と食事にのめり込んでいく不三子。
史実(と言うにはあまりにも最近の歴史ではあるが)に基づき、当時の考えや生活を忠実になぞった小説。全編にうっすらと宗教くささが漂う。
高円寺生まれの私としては、美保が信仰していた宗教団体の踊りをよく駅前で見かけていたので、その部分をエンタメとして読んだが、あいつら、今思ってもとんでもねえことやってたり、やろうとしたりしていたのね。
時代が下り、コロナのころのことも、適当な表現ではないかもしれないが、懐かしかった。やっぱりあのころ、みんなちょっと狂ってた。
食に対して偏執狂的な不三子の章が、微に入り細を穿っていておもしろく、興味深かった。
「ずっと長いこと信じてきたことを、急には手放せない」という不三子の言葉が印象的だった。「盲信」という言葉のように、信じることで目の前の事実を見ずにすませる人もいるだろうなと感じた。








このデジログへのコメント
たとえ間違っていても
現実から目を背けることが出来れば
そんなものですよねー
> よしおじさん
「現実から目を背けてはいけない」と信じることもまた、疑ってもいいのかもしれません。
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