行く人送る人 想いをのせて

お盆が近づいていますね。
実家の檀家主催の「灯籠流し」に行ってきました。

手前にある黄色い灯籠が、うちで流したものです。

灯籠に両親の戒名を毛筆で書きました。
時間が経つと、ちゃんと沖の皆さんと合流できました。

曹洞宗は法要の他にも何かと行事が多く、特にお盆は忙しくなります。
旦那は浄土真宗で育ち、浄土真宗は三回忌法要以降はほぼ何もないので、いつも旦那が不思議がります。
どっちがいい、というのは言えないですね。
行事が多いのは煩わしいこともありますが、その分、故人を偲ぶ機会がある。
行事が少ないと楽ですが、旦那方のお墓は放置されがち。
まあ、どちらも怪しい新興宗教じゃなく、昔ながらの仏教の形なので、どちらもアリだと思います。

戒名を書きながら、灯籠を流しながら、両親について思いを馳せるのは、個人的には悪くないですけど。

ただ、灯籠、昔は1個700円だったのに、1000円になってます。
折からの不況で仏具まで値上がりです…最近の記事にたびたび登場する「せちがらい」という言葉をまた使うんかい。
それもあって、親族からのアドバイスで、前は父と母の灯籠を1個ずつ合計2個買っていましたが、値上げ後は1個でふたり分の戒名を書かせていただいております…みんなそうしているみたいなので別にいいかと。