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桂皮

2024年12月16日 05:01

桂皮

本日の清英の書作品は 桂皮 (けいひ)別名シナモン
桂皮についての詳細はこのサイトから転載しました。https://www.nikkankyo.org/seihin/shouyaku/04.htmケイヒ (桂皮)
古代バビロニアシュメール地方では,楔形(くさびがた)文字で書かれた粘土板が出土したり,古代エジプト古文書にもその名が記されていたりとすることから,古来より医薬品香辛料として世界各地で消費されていたと思われる.日本へは8世紀頃,中国から遣唐使によりもたらされたものが,正倉院において桂心という名前で収蔵されている.
原植物
原産地又は分布
中国南西部およびベトナム北部に分布する.
植物形態
常緑高木.樹高10~17m.樹皮は灰褐色で芳香がある.葉は互生し,3本の明確な脈がみられ,長楕円形から広披針形で,長さ8~20cm.尖頭で全縁.基部は鈍形.花期は5~7月.枝端と葉腋に黄緑色の小さな花を円錐花序につける.黄緑色の小花が咲き,果実は楕円形か倒卵形で先端は截形,暗紫色に熟す.
生薬
基原
Cinnamomum cassia Blume (クスノキ科 Lauraceae) の樹皮又は周皮の一部を除いて乾燥したもの.
産地
中国 (広東省,広西壮族自治区),ベトナム
生薬の性状
ベトナム桂皮
本品は,通例,半管状又は巻き込んだ管状の皮片で,厚さ0.1~0.5cm,長さ5~50cm,径1.5~5cmである.外面は暗赤褐色を呈し,内面は赤褐色を呈し,平滑である.破折しやすく,折面はやや繊維性で赤褐色を呈し淡褐色の薄い層がある.
本品は特異な芳香があり,味は甘く,辛く,後にやや粘液性で,僅かに収れん性である.
本品の横切片を鏡検するとき,一次皮層と二次皮層は,ほとんど連続した石細胞環で区分され,環の外辺にはほぼ円形に結集した繊維束を伴い,環を構成する石細胞の細胞壁はしばしばU字形に肥厚する.二次皮層中には石細胞を認めず,まばらに少数の厚壁繊維を認める.柔組織中には油細胞,粘液細胞及びでんぷん粒を含む.放射組織中には微細なシュウ酸カルシウムの針晶を含む細胞がある.
成分
精油 1~3 %:主な成分はシンナムアルデヒドcinnamaldehyde),
フェニルプロパノイド:(E)-ケイ皮酸 (cinnamicacid
日局18規格値
純度試験
総BHCの量及び総DDTの量  各々0.2ppm以下
乾燥減量
15.5%以下(6時間)
灰分
6.0%以下
精油含量
0.5mL/50.0g以上
適用
かぜ薬,鎮痛鎮痙薬,解熱鎮痛消炎薬,動悸抑制薬,保健強壮薬,婦人薬,芳香性健胃薬とみなされる処方に高頻度で配合されている. この桂皮はアリナミン製薬の漢方製剤や生薬製剤で使用している生薬の一部との事 https://alinamin-kenko.jp/kenkolife/encyclopedia/illustrated/keihi.html

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