【お題日記】自分の愛車について語って【５か国が絡む珍車です】

【スイス】デザインがスウォッチ（最初の２座席の車ははスウォッチカーとして発表）
【ドイツ】設計がメルセデスベンツ
【日本】シャーシとエンジンが三菱
【アメリカ】クライスラーが提携してダイムラークライスラー時代の車
【オランダ】車体製造がネッドカー（三菱の欧州生産拠点）

これが日本での販売台数が少なくて販売してた頃でも年に一回すれ違うかどうかという
珍車で、持病の多い車で普通ならリコール対象になるような
走行中、突然エンジンが1500回転までしか上がらなくなりノロノロとしか走れなくなる
セミオートマチックミッションが動かなくなりエンジンスタートも出来なくなる
こんな危険な持病もリコールの仕組み上、不具合の届け出件数で決まるので
そもそも国内の販売台数が少ないから届け出件数も少なく
リコールされてはヤナセも困るので、この持病が出るとアッセンブリ交換で４０万とか見積もりを出す
すると諦めて買い替えに走り、下取った車は中古車として売らずに解体処分にする
ただでさえ珠数が少ない上に、どんどん抹殺されていく車
当然、リコール届出件数も満たされず、リコールされない

ただ、長年モータースポーツやってきたので、車両作る為に、完全にエンジンさえ分解して
チューニングしたりボディ補強したりで車の構造知識は有るので
ヤナセなんかに行きませんし、幸いな事に、ベース車両のコルトの部品が使えるので
自分で修理して乗ってますし、コンピューターチューニングも自分に合うように２回してますし
突然回転が上がらなくなる原因も分かってるので、１万キロ以内に予防メンテナンスしてます

第一世代のセミオートマ（マニュアルミッションだけれどクラッチは車が操作）がイライラする
シフトアップ・ダウンしようとシフトノブを操作してもクラッチが切れてから１秒ぐらい
コンピューターが車速とギアが範囲内にあるか判断してからシフトモーターが動いてギアチェンジされ
クラッチが繋がる・・・この間は動力が切れた状態だから減速してるような感じになる
モータースポーツでは致命的ですが、加速はともかく、ブレーキングでこのタイムラグを計算して
ポンポンとシフト操作を事前に済ませてブレーキング終了時にドンピシャなギアに入り
加速できる状態が決まると、妙に嬉しくなるし愛着が沸きます

こんな珍しくて手間のかかる車が愛おしくて年式で税金が高くなってしまったけれど
乗り潰しますし、たまにはミニサーキット走行もやってます
サーキットでタイムが出ると相棒～～って感じになりますね
もう、何年も自分以外の車両に出会ってません