思わせぶりな新入社員46

必死にパソコンに向かって打ち込み続ける、、考えに考え抜いた筋書きを読み返した僕は、
うん、完璧！あとは昨日みたいに臆病にならずやりきるのみ！
満足した僕は、教育プログラム作成に取りかかった。

昼休憩、、今日もTちゃんとKちゃんを誘う僕。昨日の出来事はお互いに知らないのか、それとももうしゃべり合ってるのか、、真実は分からないが、いちいちそんなことにびくついていてはだめだ。

「今日さぁ、面談の続きをしたいと思ってるんだけどさぁ、仕事終わってからの19時からどうかな？
新人を男性陣と女性陣に分けてしようと思うんだ。そのほうがなんでも気兼ねなく話せるかなぁと思ってね。」
我ながら良い案だと思った。
それを聞いて二人とも即答してくれたものの、ちょっと不服そうだった。
「どうした？何か不満でも？」
「いいえ、でも、、ひとりのほうがぶっちゃけとかできるし、、ねぇ？」とTちゃん。
同意してうなづくKちゃん。
いきなりつまづいた、、はて、どうしようか？僕は一生懸命考えた、、

　　　つづく