- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「ティアメイカー」レビュー☆
2024年04月06日 00:37
カテリーナ・フェリオリ主演他。児童養護施設で辛い幼少期を共に過ごし、同じ家族の養子となったニカ(カテリーナ・フェリオリ)とリゲル(シモーネ・バルダッセローニ)。辛い孤児院生活を施設で語り継がれる伝説、“涙の職人ティアスミス”の世界に入り込むことで乗り切ってきたニカと問題を抱えたリゲルは最初は反発し合うも、互いのトラウマに触れ、徐々に惹かれ合ってゆくが・・・。イタリアを初めとした26の言語に翻訳され世界中から愛されるヤングアダルト小説を実写化したダーク・ラブロマンス。
5/10点!!予告編の印象で「トワイライト」シリーズみたいなダークロマンスかなと期待して鑑賞したらドンピシャ。心を壊された少年少女が愛を取り返すまでの物語で、王道の学園ラブに加えて孤児院の闇、集団訴訟なども入り込んでくる、これまでにないタイプのティーンズムービーでした。主演の二人の美男美女ぶりが突出していて、彼らの美貌と独特の雰囲気が作品の世界観を高めるのをかなり助けています。カテリーナ・フェリオリ可愛いなーエル・ファニングが出てきた時くらいの衝撃。ただ、明らかに映画の2時間では描ききれない物語で、ドラマ化の方が向いていると思います。登場人物たちの関係性、それぞれの傷、その後の展開を描ききれておらず、こちらが深読みしてあげるしかなくなってしまっているのが勿体ない。なので、シーンが変わっていきなり問題が解決していたり、仲良くなっていたり、原作を断片的に表面だけ掬っているだけという印象を受けてしまいます。でも、だからといってダラダラ描かずに潔く105分で切り上げたのは賢明だったかな。「心が傷ついた」ではなく「壊された」と断言するなら、もう少し心の痛みや傷を見せてくれた方がよりダークに共感しやすくなったのでは?と感じました。誰か別の監督でリメイクしてくれないかな~素材が良いだけに勿体ないし消化不良だ・・・。2024年劇場未公開・NETFLIX公開作品。
このデジログへのコメント
観てみます~(* ´ ▽ ` *)ノ
> はらぺこさん
ぜひ~。
コメントを書く