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よだかの星

2024年03月29日 04:53

よだかの星

本日の私の書作品は
よだかの星
私が参加している書道グループのお題です。

よだかの星』(よだかのほし)は、宮沢賢治短編小説童話)。1921年頃に執筆されたと考えられ、賢治の没年の翌年(1934年)に発表されている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%81%AE%E6%98%9F
参考サイト
https://ddnavi.com/serial/533037/a/
宮沢賢治よだかの星』あらすじ紹介。いじめられた優しい鳥は、星になった

よだか(夜鷹・ヨタカ)は醜い鳥であった。顔は味噌をつけたようにまだらで、くちばしは平たく、耳まで裂けている。そのためよだかは他の鳥たちから嫌われ、いじめられていた。

よだかは鷹の仲間ではないが、その強靭な翼と鋭い鳴き声がどことなく鷹に似ているため、その名前となった。しかし鷹はこれを嫌がっていた。

ある夕方、鷹がよだかの巣にやってきて、「市蔵」に改名しろと命令する。よだかは断ったが、鷹は改名しなければ殺すと脅してきた。鷹が帰った後、よだかは目をつぶって考えた。自分は何も悪いことをしていないのに、見た目のせいで忌み嫌われる。よだかは大変つらい気持ちになり、夜の空へ飛び立った。

 空を飛び回りながら口に入った虫を飲み込んでいるうちに、よだかは虫を殺めることの罪悪感に目覚める。「もう虫を食べずに餓死してしまおう。その前に遠くの空の向こうに行ってしまおう」と決意したよだかは、弟の川せみ(カワセミ)の巣に行って別れを告げる。

 よだかが最後に自分の巣を片づけて飛び立つと、夜が明けた。よだかは太陽に向かって「どうぞあなたの所へ連れてってください。灼けて死んでもかまいません」と願った。太陽は同情してくれたものの、「おまえは昼の鳥ではないから、今夜星にそう頼んでみなさい」と告げる。

 その夜よだかは星たちにお願いをするが、星はみんなまったく相手にしてくれない。よだかは力をなくし、羽を閉じて落ちていった。もう少しで地面に着くというとき、よだかは突然空へと飛び上がった。

 よだかは毛を逆立て、高く高く叫んだ。どこまでもまっすぐに、空の上へと昇り続け、よだかはついに息絶えた。

 しばらく経ってよだかは目を覚ます。自分の体が青く美しい光となり、静かに燃えているのを見た。よだかの星は今でも燃え続けている。

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