持ちつ持たれつ助け合い

久しぶりに、ものすごく疲れる仕事をしました…。
いや、仕事じゃないか、お金もらってる部分じゃないので。

以前に大学入試をお世話した生徒の親からの相談でした。
もう生徒は大学を卒業して就職もして、ほぼ順調に人生を送っていました。
しかしここにきて人間関係が原因のうつ病にかかり、現在休職中だそうです。
かなり重症らしく、気分転換をしようと玄関から1歩出たら吐いてしまう状況とのこと。
今日のところは電話でのお話だけで、後日時間を作って会いに行くことになっています。

こういう時は焦らずに様子を見るのが最善だと思うんですよね。
もちろんずっとこのままではいけませんが、この状況は半年くらいらしいので、もう少し時間が経って改善が見られなければ考えましょう…と提案したけど、親としてはやはりなるべくの早期解決を望むもので、それはわかります。
ただ、この親が「社会人になったら子育ては終了という気がしていた」と言ってまして、それは違うということを伝えました…子育て経験のない私が言っても説得力はないですけど。

いい学校に子供を入学させて卒業させて、いい企業に就職してくれたら親は満足しがちですが、本質はそうじゃないのです。
また、結婚をするもしないも正解ではありません。
世の中を生き抜く力をつけるようにすること、親が死んだ後も強く生きられるようにすることがゴールだと思います。
つまり人間力を鍛えることが大事なんじゃないかと。
状況や本人のスペックは良いにこしたことはないけど、たとえ悪くてもそれらに左右されない人間力。

だっていい学校や企業に入ったって安泰じゃないし、本人に合っているとも限りません。
結婚したって幸せじゃない人もいるし、別れる人もいるし、何回も結婚する人もいます。
つまり状況が悪くなっても自力で克服できるようになって、子育ては終了と言えると思うのです。
落ち込んでいる元生徒は、現在はその力をつけるための試練を味わっています。
その時間を無駄だと思ってしまうと焦りが出てきてしまいます。
親じゃない私が言うのもあれですが、焦らずに見守っていきたいものです。

そういう意味では、私の両親はちゃんと子育てを完了してくれていたんだな、と。
もう感謝しかないです。
私、ちゃらんぼらんにぼーっと生きてますけど、それでも一応、生活が生活として一応成立できてますから。
旦那に迷惑かけんようにせんといけんよね（汗）。

写真は疲れた私のチャージ。
ジョリーパスタの1番人気「モッツアトマト」です。
おいしかったけどこんなに量が少なかったっけ…せちがらいですのう。