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「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」レビュー☆
2023年10月23日 03:33
ミシェル・ヨー主演他。ようこそ、最先端のカオスへ。マルチバースとカンフーで世界を救え?!経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン(ミシェル・ヨー)。そんな中、夫に乗り移った“別の宇宙の夫”から「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!カンフーの達人の“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、今、闘いが幕を開ける!マルチバースを飛び回り、世界と家族を救うのだ!全米でまさかの超大作級スーパーヒット!スタジオA24が贈る空前絶後のアクション・エンターテインメント、降臨。第95回アカデミー賞作品賞他7部門受賞作。
7/10点!!カオスでお腹いっぱい(笑)本作には様々な映画のオマージュが織り込まれているが、全体的設定もまた「スター・ウォーズ」の宇宙を股にかける親子喧嘩の女性ver.。カンフーの中国武術はアクションと哲学・真理を描くにはもってこいですよね。アジア人は表情変化が乏しいことからハリウッドで抜擢されにくいですが、ミシェル・ヨーがなぜ重宝されているかがよくわかる作品でした。ジャッキー・チェンでさえ、表情変化殆どないと思うのに、ミシェル・ヨーの表情筋、限界突破(笑)A24とダニエル・クワン監督(「スイス・アーミー・マン」)というコアな映画ファン向けな方々の作品が王道アカデミー賞を席捲したのも驚きました。アカデミーではウケが悪いマルチバースものでもあるし。私はマルチバースもSFも大の苦手なのでめちゃめちゃ睡眠薬な映画だったけど(爆)、どこのワンシーンを切り取ってもアーティスティックだし、笑えるし、シュールで、やりすぎを躊躇しないところがダニエル・クワンだなぁと思いました。この持ち味は消さないでほしいな。てか、ここまで真理を追究したら親子や夫婦問題だけでなく大抵の問題は解決するよね、人生の軌道修正をする治療法として、こういう仮想体験が出来たらいいのに(^^;)人間関係は言葉や態度をいくら尽くしても伝えきれないもので溢れているから。中盤、マルチバースで遊びすぎちゃった時間(楽しんでるのは伝わったw)が長いので、遊びを楽しむ映画ではあるけれど、もう少し引き算しても良かったかも。余韻までお腹いっぱい胸いっぱい(笑)2023年公開。
このデジログへのコメント
観てみようかな~(*´▽`)
> はらぺこさん
あれ?観てないの意外です。賞レースものはもう御覧になられてるんだと思ってました。
新宿の劇場でみた記憶がありますが、、、
ある意味「家族」のお話なのに、同じDNAとは思えなかったし、
主観と客観が曖昧で、最後まで、何? の状態でした。
理解力が足らなかったのでしょう。。。
> Hiro7100さん
同じDNAと思えなかった理由詳しく(求)。理解力なくても楽しめれば良い作品じゃないかな~と思います。
主に容姿の部分で、
ちょいポチャの娘と小柄な父と痩せてる母が、
家族にみえなったもので。。
「おとぎ話」と思えばよかったのですが、最初の感情移入に失敗したと思います。
> Hiro7100さん
なるほど。でもあの娘さん役の子は存在感ありましたね(^^)
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