- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「渇水」レビュー☆
2023年09月20日 01:28
生田斗真主演他。渇いた世界に、希望の雨は降るのか―。日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、来る日も来る日も水道料金を滞納する過程を訪ね、水道を停めて回っていた。県内全域で給水制限が発令する中、岩切は二人きりで家に取り残されていた幼い姉妹と出会う。蒸発した父、帰らなくなった母親。困窮家庭にとって最後のライフラインである“水”を停めるのか否か。葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停水を執り行うが・・・。普遍的な生の哀しみを描いた芥川賞候補作が、30年の時を経て白石和彌監督により映画化。給水制限の夏、一件の【停水執行】が波乱に満ちた人間模様を紡ぎだし現代社会に真の絆を問う珠玉のヒューマンドラマ。
4/10点!!テーマもテーマだし白石監督だし抉ってくるのかなと期待していましたが、そうでもなく、意外と爽やかな感じ?ハッピーエンドはあるにはあるけど、爽やか系珍しい気がする。市の職員って気持ちが擦り切れていく部署が多すぎる気がする。役所はその国の各都市の中心だから、それって国が最悪ってこと他ならない。一般市民も破綻したりキツイけど、公務員もこういうので心が病んで人生止まるってことも少なくなくて、どちらも国の被害者だと感じました。ひとつひとつのことに何も感じない人間にはなりたくないなと。常に相手の生活や気持ちを想像できる人でありたいなと思いました。渇水とお金がないのってどちらもカラカラと表現するし、似ている気がします。今の日本の飢餓状態は異常で隣の人を助ける余裕もなくて、でも他の国もそう見えなくてもそうかも知れなくて、今ある法システムから何から何までひっくり返すか作り直せるなら作り直したい。でなくて助けても助けても、頑張って助かり続けても終わりが来なくて犠牲者が出る。そんな国に住んでるんだなぁと抉るまでいかないけど、余韻的には割と絶望ゾーンな作品かも。2022年公開。
このデジログへのコメント
うぉ~今から観ようとしてたよ(゚∀゚*)(*゚∀゚)
> はらぺこさん
この前は電話ありがとうございます。相当追い詰められてて暗い映画の方が観やすいっていう(^^;)渇水いかがでしたか?
コメントを書く