- 名前
- ゴルキチ
- 性別
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- 年齢
- 60歳
- 住所
- 群馬
- 自己紹介
- ソロモンフェチです。ソロモン諸島をめぐる日米消耗戦を小説にしています。生活は株投資、...
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勇気ある追跡で見るキム・ダービーの理想の女性像
2023年06月16日 14:40
勇気ある追跡は、ジョン・ウエインの晩年の西部劇です。
女優のキムダービーが演じたマティー役の魅力に憑りつかれました。
マティーは、未だ子供(16歳位か?)だが父親が殺され、その仇を打つため
連邦保安官のジョンウエインを雇って追跡の旅に出るというストーリーの西部劇だ。
そのマティーは少女ながら、経済感覚が優れ、家族の経済状況をしっかりと把握し
父親からも経理部長というあだ名で呼ばれていた。
父親はある町で撃たれてしんでしまう。マティーは少女でありながら、気丈に父親の仇を討つ
と決めるのだが、ある人から連邦保安官を雇えと言われる。その中からジョンウエインを選ぶ事になる。
連邦保安官のジョン・ウエインを雇うため、やっと彼の居るところまでたどり着く。
だが全く相手にされない。まあ当然かも知れない。
しかし諦めずジョン・ウエインの自宅まで行って金銭の交渉をする。
報酬額がやっと決まり、その町の宿に行くのだが、相部屋を余儀なくされる。するとまた
値段交渉し半額で良いかとはっきり言う。決して背伸びしている感じでもない。
キム・ダービーはとてもしっかりした少女をうまく演じている。
自分はその辺りから美人でもないこの少女にとても魅力を感じるようになる。
やっとの思いでジョンウエインの命がげの戦いで、無法者集団の中にいる仇に復讐する。
しかしマティーは、かたき討ちの最中に、カラガラ蛇の住んでいる穴に落ちてしまい、
蛇に嚙まれてしまう。
ジョンウエインは、馬を走らせ医者の元へ連れて行く。医者の手当はしたが重体が続く。
そういう時にジョンウエインの元へ弁護士がやって来て、マティーから頼まれて報酬の
残金75ドルが届く。それと命を助けてもらったお礼としてさらに200ドルを払うようにマティからあ
言われて来たという。報酬は必ず払い、ジョンウエインの命がけの働きと命を助けてもらった
恩義を忘れず、さらに200ドルまで支払うと言う。当然かも知れないが、実に誠実な行いである。
そして病み上がりのマティーを家まで送って来たジョンウエインは、思いがけない言葉をマティー
から言われる。家の前にあるお墓に死んだら自分は父親の隣りに入るという。
ここには家族がいるから永遠に一緒に居られる。
あなたは孤独な身の上なのだから、死んだら私の隣りに来たらどうかと言われる。
それを聞いたジョンウエインは感激した面持ちを漂わせてはいるも、「それはいけない」という。
マティの隣には旦那と子供が入るべき場所だとマティを諭す。
「それに俺は未だ死なない。」マティが「でももう年ですよ」と言われると
ジョンウエインは馬にまたがり、牧場の柵に向かって走り、そのままその柵を飛び越えて
「また会おう。」と言って馬を走らせ去って行く。
大人の初老の男の気概が満ちている。男として実にかっこよい姿を見せたジョンウエイン。
さすがジョンウエインだよ。
マティーはこの先良き伴侶を見つけてこの牧場で暮らして行くのか。
数年後又ジョンウエインはひょっこりこの牧場を訪ねて来るのか。
自分がマティーに若い頃出会ったら、何が何でも結婚したいとせがむだろうな。
言っておくけどマティは美人ではありません。
こういう経済感覚に優れ、信義に厚い誠実な女性っていつの時代だって素敵だろうな。
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