- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
「少年の君」レビュー☆
2023年04月03日 03:11
チョウ・ドンユイ主演他。君が、俺の明日を変えてくれた。君が、私の明日を守ってくれた。進学校に通う成績優秀な高校3年生のチェン・ニェン(チョウ・ドンユイ)。全国統一大学入試を控え、殺伐とする校内で、ひたすら参考書に向かい息を潜め卒業までの日々をやり過ごしていた。そんな中、同級生の女子生徒がクラスメイトのいじめを苦に校内で自殺してしまう。女に死体に無遠慮に向けられる生徒たちのスマホレンズ。その異様な光景に耐えられなくなったチェン・ニェンは、遺体にそっと自分の上着をかけた。しかし、そのことをきっかけに激しいいじめの矛先はチェン・ニェンへと向かうことに。彼女の学費のために犯罪スレスレの商売に手を出している母親以外に身寄りはなく、頼る者もいないチェン・ニェン。同級生たちの悪意が日増しに激しくなる中、下校途中の彼女は集団暴行を受けている少年を目撃し、とっさの判断で彼シャオペイ(イー・ヤンチェンシー)を窮地から救う。辛く孤独な日々を送る優等生の少女と、ストリートに生きるしかなかった不良少年。二人の孤独な魂は、いつしか互いに引き合っていくのだが・・・。世界が絶賛!壮絶ないじめ、苛烈な受験戦争、ストリートチルドレンなど社会問題を描いたサスペンス・ラブストーリー。第93回アカデミー賞ノミネート作品。
5/10点!!実話ベースのお話みたいです。私はいじめをする人も目の前のいじめを見ないフリをする人(ただし、自分に被害が出る場合は別)も嫌いです。傍にいて欲しくない。どちらかというと正義感は強い方なのだと思う。学校って校内の大人たちに対処能力がないくせに治外法権過ぎるから、すべてのいじめ、物を隠す壊す、暴力、貶める発言をするなど、法律に乗っ取って、すべて裁くべきだと思います。アメリカで通学バスでいじめが起きていたことに対処しなかった運転手が逮捕されたことがあったけど、普通の世の中だと目の前の暴力を素通りしても逮捕はされないけど、守らなければならない子どもがいる世界においては、普通の法律より厳しく法整備をするべきだと思う。日本なんか、学校の見てみないフリのいじめが会社に入っても起きたり、特に地方都市だと死ぬまでずっと集落の中で続いたりするのは本当に異常。学校で許された経験があるから、会社でもOKだと思うバカが溢れかえる。でも、映画自体はアカデミーが好むタイプの作品とはいえ、割とコテコテで昔ながらの展開なので、ノミネートされたのは少し驚き。チョウ・ドンユウはover30だし、表情が大人だから、守ってあげたくなる高校生役は無理がある。そして、中国の制服って皆スタイル悪く見えちゃうなぁ可愛くないなぁと思いながら観ていました。国家全体で「お洒落なんかに勤しんでいる暇があるなら上を目指せ」と統制されているのかな?うーん、国家ぐるみ、大人たちが壮大な隠ぺい体質な国で、こんな風にきちんと対処してもらえるのかな?格好の餌にされただけなんじゃないかな?と疑ってしまいました(^^;) とりあえずその年の本国賞レースを総なめ、アカデミーにもノミネートされた作品なので興味ある方は観てみても良いかと(^^) 2021年公開。
このデジログへのコメント
> たかしまやさん
でも自殺みたいなことがあるとドキュメンタリーよりオブラートに包んだ映画の方が多くの人には届くかも知れません。中国だから社会性重視って偏見かもだけど思ってしまいました。
> たかしまやさん
これでもペース落ちまくっている方なんですよ。事情があってまともに映画観れる環境にいないので。もっとたくさん映画みたいー早く映画館に行けるようになりたいです。
> テンカさん
日本でもこういう映画はあるけど単館系で全然ヒットしないんですよ。中国映画って一年で1~2本しか入ってこなかったりするのでもっと入ってきてほしいですよね。
コメントを書く