- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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ある男の罪~表
2023年03月17日 08:07
先日ですね、久々に連絡がきた友人がいましてね
彼の名を、「太宰治」と仮に名付けます
昔から、亡くなった彼氏に「太宰には気をつけろよ。思考がちょっと自分本位だからな。巻き込まれるなよ」
って言われてた人(スペックは私と同い年の41歳、男性、バツイチ、別れた女房の元に娘(15歳)あり)なんですけどね
まあ、太宰が私に何かしてくるわけでもなし
普通にお友達として接してただけなんですけどね
毎度毎度、新たな恋をすると「簡単に相手色に染まっちゃう」タイプなんですね
で、今回は「自分の職場の新入社員(20歳、短大卒)」に恋をしたわけですよ
「可愛いなって思った子が入社してきたんだけど、女性から見てどう思う?おじさんが言い寄ったら気分悪いかな?」
って聞いてきたのでね
「年齢はあまり気にしないけど(21歳差)、同じ職場で公私混同するかも、ってことでしょ?恋するのはいいけど、ある程度で我慢した方がいいと思うよ」
(恋をするなとは言ってないが、ニュアンスとして”おじさんが言い寄るとか考えないで、目を覚まして真面目に働け”の意味)
って、助言したんですよ
でもですね
4月入社の、その子に対して
私の助言を無視して(私の言ってる意味が全く伝わってなかった)1か月ほどアタックし続けたみたいで
「お試しでお付き合いしましょ」って返事が来たそうなんです
まあ、本人が良ければね
恋だの愛だのは成立しますからね
そのまま放っておいたんですよ
ちなみに、これが5月の事
まあ、色々と面倒なタイプの人でしてね
持ってるスマホを買い替えるにも、いちいち相談してきたり
(iPhone6sを使っていて、もう動きが良くないから買い替えたいと言ってるのに、相談してきてから半年経過してもまだ買い替えない)
(別にアップルのヘビーユーザーとかではなく、みんながiPhoneだから自分も、的思考を持つタイプ)
で、およそ2か月経過した7月の上旬くらいにですね
再び電話がかかってきたんですよ
太宰「ちょっとケンカしちゃってさ、別れそうなんだよね。どうしたら元サヤに戻れるかな?」
私の周りの人たちで、何でもかんでも相談してくるヤツらに共通して言えることは
”私がお前らとは違う時間で動いていて(時差)、かつ子育てで忙しいことは考慮しない”
なんですけどね
まあ、切羽詰まって相談してきたわけですからね
しっかり相談に乗りましたよ
じゃあ、ここからは男らしく話します
(男らしくモード開始)
俺はしっかりと「何を理由にケンカしたのさ」って尋ねたんですよ
そしたらば
太宰「”私も自分の自由な時間が欲しいし、お互いにのびのびしてるのが一番だと思う”って言われた」
って言うんですよ
イチゴ「ちょっと、俺に詳しく話してみてくれ」
太宰「彼女が、お友達と飲みに行くって言って出かけたんだけどさ。柏(千葉県)に住んでるのに新宿(23区内)で飲むって言うんだよ」
イチゴ「それがどうかしたか?」
太宰「わざわざ都内まで行く必要、なくない?」
イチゴ「どこで飲んだっていいじゃんか」
太宰「でさ、そのお友達も女性かどうかわかんないじゃん?」
イチゴ「それがどうかしたか?」
太宰「だってさ、もし男友達だったら嫌じゃん?」
イチゴ「お前だって”女である俺”に電話してきてるじゃんか」
太宰「こっちは別にさ、浮気するつもりないもん。イチゴだってそうでしょ?」
イチゴ「まあ、そうだな。お前は”無い”な」
太宰「で、”俺も付いていく”って言ったんだよ。そしたらアイツ(彼女のこと。以降”与謝野晶子”とします)なんて言ったと思う?」
イチゴ「付いてこないで!友達が嫌がるじゃん。じゃないの?」
太宰「よくわかったね?」
イチゴ「まあ、それくらいわかるな」
太宰「で、”何で付いて行ったらいけないの?やましいことでもあるの?”って聞いたんだけど」
太宰「晶子は”女友達と飲むだけなのに、私だけ彼氏を連れていったら気まずいでしょ”って言うんだよ。別に俺が一緒に行ったって良くない?」
イチゴ「良くないな」
太宰「何で?」
イチゴ「うっとうしい」
太宰「だって、好きな人といつも一緒にいたいじゃん」
イチゴ「限度ってもんがある」
太宰「でさ、でさ、続きがあってさ」
イチゴ「何だ?」
太宰「新宿で結局、晶子はお友達と飲んだわけよ」
イチゴ「はあ」
太宰「そしたらさ、晶子って可愛いじゃん?世間から見てもさ」
イチゴ「いや、写真を見せてもらったけど、至って普通」
太宰「それは同性だからそう見えるだけだよ」
イチゴ「いや、俺と21歳の差はあれど、俺の方が圧倒的に美人。世間的に見ても、世界的に見ても。自慢じゃなく、あの程度なら俺の圧勝。彼女はその程度の美でしかない」
太宰「はいはい、じゃあそれでいいよ。で、晶子って可愛いからさ、ナンパされたんだよ」
イチゴ「何でナンパされたってわかるんだよ」
太宰「聞いたもん」
イチゴ「え?お前の彼女って”ナンパされちゃったよ”とか彼氏にわざわざ報告してくるの?ちょっと痛い女じゃないの?」
太宰「違うよ。俺がしつこく聞いたの」
イチゴ「何でしつこく聞いちゃったんだよ!?」
太宰「だって、気になるじゃん。なかなか本当の事言わないし」
イチゴ「気にならねぇよ!」
太宰「じゃあさ、イチゴの知らないところで彼氏が他の女と飯食ってたら、嫌じゃないの?」
イチゴ「俺の彼氏はそんなことしねぇよ!」
太宰「でも、ナンパだったらありえるじゃん」
イチゴ「俺の彼氏はナンパなんぞに乗らねぇよ!!見くびんな!!!」
太宰「で、ナンパされて一緒に飲んだんだって」
イチゴ「それを彼女は、何て言ってたんだ?嬉しそうに言ってたのか?」
太宰「”嫌だった”って言ってた」
イチゴ「ならいいじゃん」
太宰「でもさ、ナンパしてきた男と酒飲まなくない?」
イチゴ「何か悪さをされるくらいだったら、大人しく一緒に飲むこともあるんじゃない?」
イチゴ「だってさ、断ったら殴られるとかありえるかもしれないでしょ?それくらい考えるよ」
太宰「そこはさ、店員にお願いするとかあるじゃん」
イチゴ「とっさにそんな行動とれねぇよ」
太宰「逃げるとかさ」
イチゴ「結局、何もなかったんでしょ?ならいいじゃん」
太宰「一緒に飲むって、あり得ないでしょ?」
イチゴ「それはいいじゃん」
太宰「良くないよ!」
イチゴ「あのさ、彼女はあんたの所有物じゃないぞ?」
太宰「そんなのわかってるよ」
イチゴ「彼女の自由がない時点で、わかってないじゃん」
太宰「は?晶子は自由にしてるじゃん!友達と飲みに行ったりさ」
イチゴ「そもそも、”お互い自由に”って言われたわけでしょ?で、あんたは何て言ったの?」
太宰「自由にしてるよ、って言った」
イチゴ「で、彼女は何て言ってたの?」
太宰「”もっと私も、自由に友達と遊びに行ったりしたい。毎週休みの度に彼氏とベッタリじゃなくて、友達とも会いたい”って言ってた」
イチゴ「そんなに毎度毎度一緒にいたの?」
太宰「付き合ってるなら当然じゃない?俺はいっつも一緒にいたいもん。休みは全部会いに行ったし、仕事終わりも車で送り迎えしたり。」
イチゴ「ほぼ毎日、一緒にいたの!?よく彼女、一緒にいてくれたね?修行僧なの?」
太宰「夜勤明けで疲れた~とかさ、シフトによってはあるじゃん。そういうときは自宅から車とばして迎えに行ったりした」
イチゴ「お前んち、俺んちから10キロと離れてないのに、柏とか送迎しに行ってんの!?」
太宰「どうせ俺の仕事場でもあるし、別に苦じゃないけど」
イチゴ「いやいや、その日の仕事終わったら帰宅するでしょ?そのあとに彼女がお仕事だったら、また送迎しに行くの?」
太宰「行くよ」
イチゴ「よく、彼女平気にしてるね。彼女は”彼氏に悪い”とか思わないの?」
太宰「”私の送迎なんかやらなくていい”って言われてるよ。俺がやりたくてやってるだけ」
イチゴ「じゃあ、送迎やめてあげたらいいじゃん」
太宰「それだと会えない時間が増えちゃうじゃん。送迎の数分でも、俺には大事な時間なの!」
イチゴ「それは、四六時中監視されてるみたいで嫌だな」
太宰「何でだよ!?カップルがいつも一緒にいるって、普通の事だろ?」
イチゴ「いやいや、カップル別で違うでしょ。そりゃ彼女も”自由が”って言うよ」
太宰「だ~か~ら~!飲みに行ったのだって許してるじゃん」
イチゴ「そもそも何で友達と飲みに行くのがお前の許可制みたいになってるんだよ?」
太宰「そうじゃないから。彼女が”友達とお酒飲みに行っていい?”って聞いてくるから、”いいよ”って言っただけだし」
イチゴ「まあ、鵜呑みで信用はできないな。前例がありすぎて」
太宰「とにかく、俺はいつも一緒にいたいの」
イチゴ「※心の声(気持ち悪りぃ)」
裏に続きます(表→裏の順で読んだ方が理解しやすいと思います)
このデジログへのコメント
同性ながら…こんな男性ホントにいるんですね。笑
痛すぎますね~
女性にはいそうだけど男にもいるんだ?
こりゃ、気の毒ですね~!(笑)
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