今夜はバイト！

--
　少し待ち時間ができたので、久しぶりのMacです。単品ハンバーガー３個と珈琲。私の定番です。バイトが終わると明日がお休み、ピアノへの第一歩を進めるのと読書に勤しみます。

　ゲイ・タリーズ著『汝の隣人の妻』かなり興味深いところに入りつつあります。下巻の方も図書館に取り寄せ頼みました。続けて読破します。そちらの感想はウラに書く感じですが、1960年代のアメリカ社会の風俗・社会的変容が少しみえて興味深いです。1950年代まではアメリカでもかなり保守的な風潮が主流だったみたい。宗教的な制約で今では文学的価値を認められている小説なんかも「禁書」扱いだったなんて驚きです。当時は例えば『チャタレイ夫人の恋人』も猥褻とされ禁書みたいでした。たしか高校・大学くらいで一度読みましたが、まだ一部検閲がかかっていたみたいでした。

　1960年初頭になると『PLAYBOY』誌が創刊されかなりの売れ行きでヒュー・ヘフナー帝国の基礎が固められた頃、政治的にも若くエネルギッシュな大統領、J.F.ケネディが登場した頃です。「猥褻」に関する訴訟で最高裁判事の中に少しずつそれまでの古い考え方について疑問を提起する少数意見が出始め、10数年かけて徐々に規制が緩和されてきたみたいです。

　そう言えば、日本で「ヘアー」解禁になったのはいつ頃だったでしょう？　調べてみたいですね。