- 名前
- シュウジ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 好奇心旺盛でまったく人見知りしないので、沢山の方と楽しく交流したいと思っています 楽...
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関西人のイメージ
2021年11月26日 01:39
僕が東京に来て…
関西人に変なイメージがあるのを…
身を持って知った出来事です…
……………
大阪から東京に来てビックリした事は沢山ありますが、そのひとつに店へのクレームを
お客さんが我慢して言わない事…があります。
東京に来て三年位経った頃の話しです…
東京の友人と
東京ではかなり人気だという
六本木の某店に入りました
店は…
大阪では余りないようなオシャレな雰囲気に感動して…
良い雰囲気の店だなぁって言うのが
第一印象でした。
ところが
入ってから
水も持って来ず…
爆発寸前迄注文を待たされ
おっそいなぁ…と
僕は直ぐに、
当たり前の様に、スタッフを呼ぼうとしたのですが
一緒に行った友人が…
まぁ店が混んでて忙しいから
もう少し待っててあげようよって
はぁ?
僕だって忙しいよ!
ある程度ならわかるけど、
なんでそこまでお客が店に気を使うんだ?
と思いつつ…
それから更に待つ事30分…
ようやく
注文を取りに来た。
しかも…
お待たせしてすいません!
位言えばいいものを
ぶっきらぼうに
何にしますか?
ちょっと頭来てた僕は…
文句言ってやろうと思ってたのに
東京の友人が
相変わらず忙しいね~
って…
相手の言い訳をこちらから言ったもんだから
文句も言えず…
注文をして…
また待たされて…
やっと料理が届いて…
食べました。
たいして美味しくない…
まだ関西の味付けから
離れられないのかなぁ…と…思いながら
食べていると
隣に座っていたカップルの席の女の子が料理を前に泣いていました。
なんだろう…?
別れ話かな?
と…
聞き耳を立てて話しを聞いてみると…
女の子の注文した料理に ハチが入っていて
泣いてしまっているにも関わらず
同席の彼氏が
ハチを取って…
もう入ってないんだから大丈夫だろ!
と言って…
そのまま食べさせようと
なだめているところでした。
あ…ありえない!?
いい加減
今までの店の接客に頭来ていたのと
その女の子が可哀相に思って
余計なお世話で
お節介だとは思いつつ…
ちょっと!
お兄ちゃん!
と関西弁丸だしで…
店のスタッフを呼び付けた。
あの女の子の注文した料理に虫が入ってるで!
交換してあげて!
隣で食べてても
ええ気せぇへんし!
するとその店のスタッフが、
はぁ?
隣の方の料理の話しですか?
と…
まるで…
僕が店に
いちゃもんつけてる
チンピラのような態度…
そうや!
お知り合いですか?
知り合いかどうかは関係ないやろ!
と…少し大きな声をだしてしまいました。
そのスタッフは
ふて腐れ気味に
隣の席に行って…
あの関西の人が…
こちらの席の料理に虫が入ってるから
料理を交換して欲しいって言ってるんですが
どうしますか?
なんちゅう
聞き方!!
関西の人?
どうしますか?
ちゃうやろ~
と…
その彼氏…
あっ…
もう虫取ったから大丈夫です。
はぁ!?
言ってはいけない!
と思いつつ…
大丈夫ちゃうやろ!
女の子気持ち悪がって泣いてるやろ~
お前がその料理食べるんかぁ~
もう
腹がたって…
腹がたって…
余計な事を言ってしまいました。
そしたら…
今度は
友人が…
ボソッ…と
ホントに関西人は…
直ぐに何でも文句付けたがるんだから~
カチン!
と切れ…
こんなん!
当たり前やろ!
お前何ゆうてんねん!
関西人とか関東人とかの問題ちゃうやろ!
ここで虫入ってる事言わへんかったら
店も気ぃつけへんし
注意しなくなって
また虫入るかもしれんやろ!
お前ら!
何言ってんねん!
おかしいわ!
するとスタッフが
すいません!
お客さん!
お店で暴れないで下さい!
誰があばれてんねん!
もう
怒る気にもなれず…
すいませんね!
わかりました。
後はそちらで決めて下さい!
隣の席の彼氏は
明らかに…
余計な事言うな!
みんなの注目を浴びて恥かしいだろ!
的な目で僕を睨んでいる。
店に入ってから
ずっと不満だらけだったから、
僕も熱くなりすぎたなぁ…
でもどう考えても何かが変だ!
ともやもやしながらも
大きな声を出してしまった事を反省…
すると
泣いていた女の子が
か細い声で…
すいません…
料理…
交換して下さい…
よ~し!
良く言った!
君は偉い!
その時の
彼氏の驚いた顔!
いつも
彼女
いいなりにされてたのかなぁ
と…
でも、交換して下さい…
と言った彼女の目には
もう…
涙はなかった。
今日から
君は変われる!
嬉しかったのは
そう言った後
あ・り・が・と・う
と…
声に出さないで
唇だけを動かして
僕に向かって会釈してくれた。
そんな彼氏止めた方がいいよ
って…
よっぽど言いたかったけど。
まぁ
それ以上はお節介…
それこそ…
余計なお世話…
帰りに…
レジの横にあった
アンケート
個人的な意見として
ただ一言
書いた。
店であった出来事や接客、待たされた事にはなにひとつ触れず
店はオシャレでカッコイイけれど
料理はいまいちだった。
と…正直に。
それを店の店長らしい人に手渡し
会計をしていると…
お客さん!
料理がイマイチってどう言う事ですか?
今までそんな事言われた事がありません!
僕は、それを店の責任者の店長に言われても
全く
驚かなかった。
って言うより
あんなスタッフを雇ってあんな接客をしている店
予想通りの店長
あのスタッフに
この店長あり
一言だけ…
言った
良い事ばかり書いて欲しいようなら
アンケートなんか店に置かん方が良いですよ
意味がないですから。
どう言う事ですか?
店長が食ってかかってきた。
あなたには言ってもわからないだろうから
自分で考えて下さい。
店長は
さっきまで店で見かけなかったから
店でのさっきの出来事は知らない。
その日から…
注意する時は関西弁で話さなくした。
そんな…
関西人の間違った
変なイメージ
僕からしたら
何も言わない
彼らみたいなお客さんがいるから
あの店は…
あのまま…
まぁ…
僕も歳取って丸くなったのか
この時程
熱くなる事は無いけれど…
大好きな店の為に
また…
その店にまた来たいって思うから
僕はちゃんと
「文句」を言う。
でも…
僕の大好きな店のスタッフは…
その「文句」に
「ありがとうございます」
って言って感謝さえしてくれる。
お店はお客さんに感謝し、お客もまた美味しい料理を良い雰囲気で提供してくれる事に感謝する。
お客さんが店を育て、そんな店がお客さんを引き寄せる。
これが…
普通だと
思う。
当然…
その店には二度と行ってない。
その時一緒だった友人とはもう付き合っていない。
それから数年後この店の前を通った時
もうその店は無かった。
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