- 名前
- シュウジ
- 性別
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- 年齢
- 61歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 好奇心旺盛でまったく人見知りしないので、沢山の方と楽しく交流したいと思っています 楽...
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この世界で生きていくとは…
2022年01月21日 13:21
ある日、マタギ(※狩猟を行う者の集団)のところへ
動物愛護団体の人が名刺を出して
「なんで熊を殺すのですか」
と抗議にきた。
マタギの爺さん曰く
「生きていく糧と伝統」
と説明するも、愛護団体側は
「動物を殺すなんて(以下略)」
と聞く耳を持たない。
それから連日抗議に来るので、煩わしく思ったマタギは
知人に頼んで一芝居をうつことにした。
今日も今日とてマタギに難癖を付けにやってきた団体様。
そのタイミングを見計らい、近所の知人がやってきて
「里に熊が出てきた様だ、心配だなー」
と一言。
それを聞いて青ざめたのは団体の連中。
どうやらマタギに抗議に来たはいいが、
熊に襲われることは想定してなかったようだ。
恐怖を感じた団体の連中は、マタギの爺さんに
「私が熊に会っても・・・安全に帰れますでしょうか?」
と震えながら尋ねる始末。
そんな連中に、マタギの爺さんはこう返した。
「熊に遭ったら、あんたの名刺を見せればいいじゃないか。
動物愛護団体だとわかれば熊も襲ってこないだろう?
襲われてもそれはそれで、愛すべき動物の糧になれるんだから名誉なことじゃないか。
それとも、まさかあんたら俺を警護につけて、
『私達の安全のために、熊が襲ってきたら撃ち殺してください』
なんて言うつもりじゃねぇよな?」
何を優先するか・・・
どんな物事にもそこには必ず何かしらの犠牲が伴う
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