『蜜蜂と遠雷』と ギター小僧？

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　９月１６日の日記で、『蜜蜂と遠雷』を読了したことは既に書いていました。

　しかしひとつ「やり残した」ことがあって、自分的にはまだ「完了」にはできていませんでした。それは、どうしても聴いておきたい課題曲がもう一曲残っていたからでした。　それがプロコフィエフの 「ピアノ協奏曲 第２番」。

　栄伝 亜夜 が本選で弾く（ことになっていた）はずのもの。また彼女にとっては過去の「因縁」7の曲というストーリー背景のある曲。　ようやく聴いてみました。　ふむふむ、変わった曲なんですねぇ～

　これでこの小説も名実ともに「読了」できました。実は、読了はしましたが折に触れて少しずつ読み返している（いろんな作曲家のピアノ協奏曲に関して、小説の登場人物たるコンテスタントの描写に交えて、筆者の感じ方について触れている記述を追って）、もちろん聴き込んできた主要な課題曲の CD を聴きながら、ですが。　こういう楽しみ方のできる小説って、非常に面白いと思いました。　私も書いてみたくなりました、私が書くとすれば当然ながら、古典派モーツァルト様中心になりますね。

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　で、今宵はそのプロコフィエフの２番を聴き終わってからも、さらに名作「３番」を続けて聴いていたのですが、ふとこの間フランス語講座のDVD が入っていたケースの隙間に３つの別の CD を発見したのです。　ギター小僧だった若かりし頃に買ったものですが、実はあまり頻繁には聴いていなかった３枚。「GTR」、「イングヴェイマルムスティーン」そして「FOCUS at the Rainbow」。　最初の２枚は曲間をスキップしながら流しただけでしたが、３枚めの Live には惹き付けられてしまって全部しっかり聴いてしまいました。

　1970年代のバンドなんで、知っている人は少ないでしょうけど一応紹介。オランダ出身の FOCUS です。クラシック音楽教育を受けた面々の演奏、ちょっと良いですよ。２曲ご紹介しておきますが、最初の曲、このメロディ、どっかで聴いたことありますよね？　っていうか、こっちの方がオリジナルですけどね。二番目の曲は、ちょっと激しいので聴いてみたい方だけにオススメします。
　
　今は実家に置き去りしてあるエレキギターですが、久しぶりに弾いてみたくなりましたねぇ～

FOCUS　　Sylvia　　 (2分47秒）

https://www.youtube.com/watch?v=nVsHFkqnRqI


FOCUS Hocus Pocus (4分37秒）＊邦題は なんと『悪魔の呪文』！

https://www.youtube.com/watch?v=g4ouPGGLI6Q