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趣味は読書、あれこれ考える

2020年04月18日 05:36

日記のタイトルは、星新一エッセイにあったもの。
昨日も半休で帰り、後は家に居た。
学生時代夏休み正月と、この休みはどう違うのかと考えていたが、やはり閉塞感だろう。
それと、緩いとはいえ、強制されたものであるということ。
思い出してみたら、この感じは、失業保険をもらっていた無職の時の感覚に似ている。
あの頃は、次の仕事が見つからず、今とは逆に、家にいることが耐えられずに、最初は図書館へ行ったり、山に登ったり、ともかく家を出て、近くのスーパーへ行ったりしていた。
丁度、家を出てすぐの所で、大掛かりな道路工事をやっていて、多分アルバイトだと思うが、若い女性の交通誘導員がいた。
出勤しているにしては不自然な時間に、その前を通り、頭を下げられる度に、「仕事があって良いなあ」と羨んだものである。
あの頃も、将来の不安はあったが、小さな自由もあったし、個人的なことなので、世間は普通だった。
僕の趣味は読書の筈だが、その時もあまり本を読んだ記憶がない。そして今も、あまり本は読んでいない。
マラマッドの「夏の読書」のように本を読みたいが、どうも受動的な方に走ってしまう。
ピンチの後にチャンスあり」とか「ピンチをチャンスに変える」などと言う。
僕にそんな発想が出来るかどうか、ただ、そろそろこの状態にも慣れて、リズムを作らなければ。
有名人感染していて、石田純一感染した。
志村けんが死んでしまったのは、今でも信じられない。
確かビートたけしの本で読んだと思うが、たけしの師匠は「笑われるのではなく、笑わせるのだ」と教えたという。
それに対して、志村けんが周囲に語っていたのは「笑わせるのではなく、笑われる」ということだったらしい。
自分が奇抜な存在になったり、奇抜な行動をとって笑われる。
これはたけしとは、真逆である。
笑わせるのは意図的だが、笑われるのは一種の羞恥を伴う。
敢えてそれをやっていた志村けんという人は、凄いものである。
このところ、毎日楽をして、体は楽な筈なのに、とても眠い。
昨夜も早く眠り、今朝は雨音で、目が覚めた。
とりとめないことを書いてみた。

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