続・カセットテープ探索中

--
　先ほど（前日）書いたパガニーニのヴァイオリン協奏曲の裏面に入っていたもの、本来はこっちが本命で作ったカセットテープの様ですが、実は「ライブ録音」でした。ポータブルのカセットテレコ、たぶん英会話学習で使うような小さな SONY だったと思うのですが、これをサントリーホールで行われた読売交響楽団のコンサートに持っていって少し録音してきたようなのです。
　
　ポストイットに貼ってあったメモには、「モルダウ」と「戴冠式」と書かれていますが、出てきた音楽は戴冠式の第２楽章が少し（途中でカセットテレコがずるずると動く音がして切れて）、次出てきたのは第３楽章のフィナーレでした。　今回カセットデッキにヘッドホンをつなげて聴いているので、割と小さな音まで「臨場感」も聴こえてきて、なんだかよい音ではないのに、感動が大きかったです。やっぱりライブ感って大切だね。　意外性の連続の、カセットテープ探索です！

【追伸】
　戴冠式（モーツァルト　ピアノ協奏曲 第26番 K.537）のフィナーレの後に出てきたのは、メモにあった「モルダウ」ではなしに、ベートーベンの第５交響曲の 第２楽章までが入っていました。公演のメインはこちらだったようですね。小さなカセットテレコの録音にしては案外、ちゃんと聴けてます。往復で60分のテープなのでもうちょっとで終わるんでしょう。その後、パガニーニの第１楽章かな？　日付をまたいで二つの日記に書いちゃいましたね。その間、このカセットテープをずっと聴いてたわけだ。観客の咳も入ってますね、って書いてたら、第２楽章が終わって、合間に「元嫁」の咳も聞こえてきました。その後になんと第３楽章も始まっています。　あれ、いったいこれどこまで続くの？　往復60テープだよね？　って、あ、いま終わりました。