- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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高スペック
2019年10月04日 10:51
最近は、夕飯の後は娘たちとスマホゲームに勤しんでるのですがね
画面が「カクカク・・・ピタ」と動かなくなったり
あるいは「ティー・・・・・・・・・・」という音にあわせて画面が乱れたり
いえいえ、私のスマホではなく
娘たちのスマホが、なんです
しょうがない
私のスマホは、日本製のしっかりしたヤツ
アンのは少々古いスマホ
リリーのにいたっては、とりあえずのつもりで購入した、超格安スマホ(お店にこれしかなかったんです)
で、ここ数日は
某スマホショップの前を通ると
「チラ・・・チラ・・・」と、羨む感じで店内を見るのがよ~くわかり
でも私に「ママ、スマホ買って」とは言ってこない
で、私のほうから
私「新しいスマホ、買おうか?」
と尋ねると
アン「贅沢よ。これが使えるからいいの」
リリー「物は大切にしないと、でしょ?ママに買ってもらったこのスマホで十分」
そう言いながらも、目は店内に釘付け
よ~し
みてろよ
ママがひとつ、頑張っちゃうからな
で、先日
スチュワードに相談しまして
私「スチュワード、ちょっと聞きたい事があるの」
スチュワード「はい、何なりと」
私「コベントガーデンのところに、お店があるのわかる?モバイルフォンの」
スチュワード「コベント・・・ああ、わかりました」
私「そこのね・・・」
スチュワード「今、相手に確認いたします。少々お時間をくださいませ」
は、早ええよ
私「スチュワード!あのね、娘たちには内緒でね」
スチュワード「??」
少々考えたのち、「はい、かしこまりました」
で、すぐさまお店に電話するスチュワード
電話の話し声を日本語にしたら、きっとこんな感じ
スチュワード「ジョン卿(仮名)の家のものです。いいえ、何度も言わせないで。そう。よろしい。
主(あるじ)の寵愛するお嬢様が、あなたのお店の商品を複数所望しておられます。
ええ。そう。今すぐ来られるかしら?ええ。よろしい。
そうそう、全て持ってくるのが正しいわ。漏れがないよう十分に気をつけなさい。
ええ。セキュリティーには話を通してあげます。ではすぐ後に。」
威圧感が電話でも凄いよ
スチュワード「お嬢様、紅茶をお召し上がりの間に来られるかと。」
私「あ・・・ありが・・・とう」
(改めて、スチュワード怖いと少々ビビりました)
で、わずか20分後
来客を知らせる、セキュリティーからのベル音が鳴り
大きな荷物を抱える男性が3名
ゲストを歓迎するお部屋にスチュワードが通し
私は一番最後に、お部屋へ
(家主は一番最後に入るマナーです)
ショップ店員「お声をかけていただき光栄です。チーフマネージャーのマーティー(仮名)です。」
私「こんにちは」
(あれこれと一般の人と普通の話をしてはいけないと言われてるので、あいさつしかできません)
マーティー「ご所望の品は、こちらです」
そう言って商品をダーっと並べ始め
マーティー「どうぞ、お手にとってご確認下さい」
え?見本じゃないの?
本物の、しかも箱から出したやつを触っちゃっていいの?
私「ありがとう。スチュワード、子どもたちをここに呼んで」
スチュワード「かしこまりました。ボブ、ここはお願いするわ」
ボブ「お任せ下さい」
(おじいちゃんや私に来客の際、客が貴族でない場合は必ず護衛がつきます。事件・事故防止のためです)
屈強なガード6・7名に睨まれ、萎縮するショップの方々
そんな怖い目で睨んじゃダメだよ、とも立場上言えず
数分ののち
リリー「お母様、お呼びですか?」
アン「お母様、私が参りました」
(来客の際は、誰であっても常に上品な言葉を使うのがおじいちゃん家でのルールです)
私「2人ともここへいらっしゃい。こちらはアップルショップのミスターマーティー。ご挨拶しなさい」
2人「ごきげんよう」
私「ここに座りなさい。さ、選んで」
そうなんです
娘たちに、最新の機種であるiPhone11を買ってあげようってわけだったんですよ
2人「いいのママ!!?」
リリー「ママ、いっちばん新しいiPhoneなのよ?ものっすごく高価なの!!」
アン「ママ、どうしてわかったの?でもすっごい嬉しい!!!」
スチュワード「お嬢様方、少々お言葉が・・・」
私「スチュワード!!」
スチュワード「・・・かしこまりました」
いえね、まだ子どもなんですからね
欲しかったものが手に入る瞬間なんですよ?
それも、予想してなかったタイミングなんですよ?
いいじゃない、自分の言葉で喜んだって
そもそも私たち、生まれが高貴じゃないわけですし~
こっちのほうが、よっぽど自然な感じ
マーティー「さあ、お手にとって十分に確かめてください。全ての色と全ての機種をお持ちしております」
アン「ねえ、一番廉価なのはどれ?」
私「アン、値段じゃないの。あなたがほしい物を選んでいいの」
アン「本当」
私「本当」
私「リリーも同じ。欲しいものを手に取りなさい」
リリー「いいの」
私「もちろん」
んっふっふ
値段くらい、ちゃ~んと調べてまっせ~
お給料きれいにふっとんじゃうけど
そんくらい買えないママじゃないぜ~
で、2人してあれこれ手に取り
アン「私はこれ」
リリー「私はこの色」
と、2人仲良くiPhone11
しかもPro Max 512GB(最上のヤツです)
で、次にケースや保護ガラスの選択
ここで入れ替わり、別の男性(一緒に来た3人のうちの1人)
こっちでは、ケースはけっこう売ってますが
あまり保護ガラスは見かけません
ですが、そこはうちのスーパー執事スチュワード
私の性格を熟知しております
ちゃんと、ショップと仲良くしてるスマホ関連アクセサリーショップをお呼びし
可愛いケースや保護ガラスを、娘たちがキャイキャイしながら吟味
そして、最後にSIMカード
前のスマホと今回機種変更するiPhone11では、カードの大きさが違うそうで
一緒に来た男性3人の、最後の1人が
ノートパソコンを取り出し、チョチョイとカチャカチャキーボードを叩き
10分ほどで、小さな小さなSIMカードを娘たちへ
すぐさまiPhoneの電源をつけ、あれこれと設定をする娘たちを眺めてると
ものすごく嬉しそう
かなりお高いお買い物でしたが
言いたくても、「欲しい」のひとことを躊躇してたんでしょう
子どもに「そんな高価なものいらない」なんて聞こえてきそうですが
いえいえ、うちの子どっちも
いい大学に入れる頭脳持ってるので
スマホも高スペックじゃないとね
嫌味ったらしく、最後は自慢を加えてみました
おかげでしばらく、お財布を開くたびにため息が出そうです
ま、お金のことは気にしな~~~い
このデジログへのコメント
カッコいい️ママ
普段は我慢してるの分かってるからね、やるときゃやる~!(笑)
昨年、娘たちにXRをプレゼントしました。キラキラした目の娘さんたちが見えるようです。
ご無沙汰してます(;´・ω・)
場面を想像してみましたが楽しそうですネ。
しかし「卿」のパワーには…!
写真の後ろは娘さん?
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