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趣味は読書、八犬伝に関する個人的な思い出
2019年09月08日 01:00
小学校五年生のある日の放課後、砂場のそばで、僕は同じクラスの女子も含んだ四人で、話をしていた。というか、皆の話を聞いていた。
話題は、夕方7時前にやっているNHK教育テレビの「新・八犬伝」という人形劇のことだった。
僕は「八犬伝」もその番組も知らなかったので、ただ聞き役に徹するしかなかったのである。
そして、すぐその日、「新・八犬伝」を見た。
今は亡き、坂本九のナレーション。そして、辻村ジュサブローの独特な表情の人形。やはり何と言っても、ストーリーの面白さ。
すぐに夢中になり、当時八犬伝が、岩波文庫で十冊にもなる長編だということなど何も知らず、母にねだって、新書版くらいの「八犬伝」を買ってもらったが、図書館でもっと分厚いのを借りたり、友達から、違う「八犬伝」を借りたりした。
そしてついに、NHK出版から出ている「新・八犬伝」のノベライズ上中下3巻を手に入れた。
本当に夢中だったのだ。
いつかその本は失われたが、つい最近角川文庫で四分冊で「新・八犬伝」が出ているのを知り、一巻だけ購入した。
一体誰がこの作品を文庫本で出そうと考えたのか分からないが、僕にはラッキーである。
いわば、僕の読書の原点に近い作品であるから。
(曖昧にしているのは、他にも幼くて夢中になった本が
あるからである)
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