- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 毎日元気に働いてます ゆっくりだけど、はっきり喋ります^^ 嫌がらせを受けていたの...
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フランス散歩
2019年07月01日 12:00
香港のホテルを早朝に出て
7時少々まで待てど暮らせど
ヒースロー行きの飛行機が準備されず
しばらく待ってからの
「機材不良に因る欠航」
・・・帰れないじゃんか
インフォメーションに殺到する人に紛れ
横にいた人に話しかけると、その人がたまたま関係者だったようで
「若干の決済戻しで、パリになら飛べますよ」なるお知らせ
パリにさえ戻れれば、最悪船便でも戻れる
しかも、まだ土曜だし
お仕事は月曜から
とりあえずヨーロッパにさえ戻れば、あとはどうにでもなるさ~
と、何の心配もせず、お気楽に「パリ行き」へ変更
で、航空会社からのお詫び&一番乗りでフランス行きに変更したからか
ビジネスクラスへの無料アップグレード
ついてるぜぇ~~~
で、11時間くらいフライトしての
パリにお昼前に到着
入国審査も「ロンドンへ帰る予定で、飛行機が欠航になったからパリ行きに乗った」
と伝えたら
入国審査「ボン・ボヤージュ」(よい旅をの意味と捉えました)
で、すんなり入国
そのまま飛行機を探すと
「ヒースロー行き」も余裕で空席あり
じゃあ、別に問題ないな
プラっとフランスの街をうろついてみようかな
な~んて思い立ち
シャルル・ド・ゴール空港を後に
電車に乗ったことないな
よし、乗ってみようとチケットを買いに向かうと
ファンタを片手に陽気に歌いあう男性4人
歌いながら私に近づき
どこの言葉かわからない言葉で話しかけられ
ファンタを渡してくれました
お返しに、バッグから飴を取り出し、4人に配ると
「We are Brussel」(俺たちはブリュッセルから来た、と解釈しました)
おお、お隣のベルギーからの旅行者か
私「I'mfrom London, England」(私はイギリスのロンドンからよ)
と、何とか英語で意思疎通かとれそうな感じ
聞けば、モナコまで車で旅をして
イタリア・スイスと行った後
ドイツを経由して再びベルギーに戻る旅を
今日から始めるんだとか
私「モナコへ行くなら、途中まで乗せて行って!!」
(全くのノープラン)
とお願いすると
ベルギー人男性「OK」
と、陽気な男性に紛れての車旅
狭い車内ながら
助手席に座らせてもらえて、ゆったりできました
6.7時間ほど走って、見えてきた看板は「マルセイユ」
映画、TAXIでお馴染みの街です
大通りで降ろしてもらい、みんなに別れを告げ
カバンを持ってテクテク歩き
ふと横の空き地に目をやると
大きなカバン、小さなカバンを持ち
トラックに積み込む集団
ですが、許容量オーバーで運んでるせいか
歩くそばから荷物をポロポロ落としていくので
見かねて、お手伝い
フランス人男性&女性「○×△☆♯♭●□▲★※」(フランス語はさっぱりわかりません)
とりあえず笑顔だし、身振り手振りも優しげなので
お礼を言われてるのだろうと解釈した私は
私「ウィ」(はい、の意)
再び何かを私に語りかける男女
フランス人男性&女性「○▼※△☆▲※◎★●!?」
そして、私がフランス語を理解できないと察してくれたのか
紙に絵を描いて説明してくれる始末
風船・・・?あるいはUFO・・・?いや・・・
気球っぽいぞ
私「Balloon?」
フランス人男性&女性「◎△$♪×¥●&%#」
・・・おそらく通じてるはずだ
で、そのままお互いに通じない状態で会話を続けると
気球に乗るっぽい絵を描く2人
気球に乗せてくれるの
超乗りたい
まさか荷物を少々運んだだけで、気球に乗せてくれるとは~~~
言葉も通じないまま、お洒落なフランスレディーの運転するトラックに乗り込み
1時間ほど走行
街を横に、ど田舎まっしぐらの地へ到着
わからないフランス語に適当に「ウィ」と言いながら
荷物を降ろし、並べ
あとはお任せ
1時間もかからず、大きな気球が横たわり
大きな火柱をあげながら、大きな扇風機とバーナーでボーボと温かい空気をバルーン内に送り
立ち上がった気球
写真を撮ってもらって
カゴに乗せてもらって
気付けば、大空
鳥もいない
風も強く吹かない
大声を出さなくても、会話ができる
静かで大きな空の真っ只中
あの世って、きっと
こんな感じですぜ
およそ30分くらいのフライトを楽しみ
無事、着陸
飛び立った場所からそう離れてない大地に降り立ち
そのままお別れして、街へ
ここがどこだかわからないまま
見かけたお店っぽいところへ行くも、ただの個人のおうち
SIMカードも買ってないので、フリーwifiがないことには
ブッキングドットコムも使えず・・・
ま、どうにかなるかとお気楽全開
見かけた教会で、クリスチャンではないもののお祈りをしてると
おばあさん「&@*+◇※▲∴÷;¥!”#$%&’()=◎~|▽♪>?」
(フランス語はさっぱりです)
とりあえず、わけもわからず「ウィ」とだけ言っておくと
手招きをし、ついて来いの合図
今日泊まれる宿を紹介してくれるのかもと期待して付いて行くと
普通の田舎のおうち
おばあさんが家の中に入り、再び現れると
年のころ15.6くらいの若い女の子
女の子「英語、話せる?」
私「話せるよ」
女の子「おばあちゃんが、夕飯を一緒にしようって言ってる」
私「いいの?」
女の子「いいよ」
なぜか親切なご家族の好意で、夕飯をお呼ばれすることに
映画に出てきそうなおうちに
映画で見たような格好
言うなれば
魔女と宅急便の「お手伝いさんのおばあちゃん」みたいなおばあちゃん
私もボーっとしてるわけにもいかないので
せめて、お洗濯物を取り込み
庭を掃き掃除し
少々、お手伝い
まだ明るい外とはうらはらに、時間は8時30分を過ぎた頃
夕食にありつけました
鳥やら牛やらをワインで煮込んだような料理や
インドのナンっぽいパンのピザみたいなもの(おそらく、ガレットというやつかと)
言葉は通じないままでしたが(女の子も簡単な英語以外はあまり理解してもらえませんでした)
身振り手振りで話し
オーバーなアクションで笑い
気付けば、夜も10時過ぎ
私「私、泊まる所を決めてないの。そろそろ行きます、ごちそうさまでした」
と英語で伝えると
女の子「泊まっていけって」
・・・え?
女の子「私の部屋だけど、泊まっていけっておばあちゃんが言ってる」
いいんですか
女の子「お風呂はないけど、お湯は使える。あなたは旅人だから、身体を洗ってきなさいって」
そこまでしていただいて、いいんですかい
で、案内された裏口に向かうと
大きな桶に、軽く入れられたお湯
・・・田舎のお風呂って、こんなのかぁ~~~
と、フランスの田舎の初体験に
テンション超あがりまくり
何も気にせず服を脱ぐと
女の子「おばあちゃんが”おじいちゃんと息子が興奮するから、大胆にしてはいけない”だって」
・・・裏口開いてるの、忘れてた
桶でお風呂に入るのも初めてでしたが
時間制限ありのボイラーかと思いきや
横のかまどでどんどんお湯を沸かす、贅沢なお風呂だったので
楽しい経験になりました
お風呂のあとは、お部屋に移動して
眠るまで、女の子と少々英会話
私「彼氏はいるの?」
女の子「いない」
私「好きな人は?」
女の子「いない」
女の子「あなたは何のお仕事をしてるの?」
女の子「ロンドンってどんなところ?」
女の子「ロンドン人(イギリス人)じゃないの?どの国の人?」
と、中盤から質問攻め
おばあちゃんは「こんな小さな国で一生を過ごすな、世界を生き抜け」と言ってくれてるそうですが
お父さんが「お前はこの街で恋人を見つけて、この街で暮らすんだ」と言われてるらしく
外交的なおばあちゃんと、保守的なお父さんの間で心が揺れてる様子
ま、生きたいように生きればいいのさ
何を目指すにせよ、どこで生きるにせよ
自分が楽しくいられる場所が一番さ
裏では翌朝のことを書き綴りたいと思います
このデジログへのコメント
相変わらず大胆行動するものの、イチゴちゃん笑顔と人の良さから、いつも巡り会う人に受け入れられて、上手くいくのって、つくづく持ってる女性だよね、イチゴちゃんへ^_^
こんばんは
イチゴさんの日記を読んでいると楽しい海外旅行に行っているような感じがします。
イチゴさんの日記を読んでいると気持ちが明るくなって楽しくなってきます。
いつも素敵な日記ありがとうございます。
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