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五百年Box

2018年12月02日 18:53

最近では珍しく五百年Boxというマンガを楽しみに読んでいた。3巻までは。

このマンガは、蔵の中で古い木箱を見つけるところから始まる。

木箱の中は箱庭のようになっている。

だが、実はこの箱庭は五百年前の世界であり、主人公はこの箱の中で襲われている女の子を助けるのだが、同時に現実の世界が変化してしまい、幼馴染の初恋彼女の存在が消えてしまう。それどころか、幼馴染は女ではなく男になっている。

箱の中の出来事に介入するたびに歴史が変わり世界が変化していく。

主人公は元の世界を取り戻そうと奮闘するのだが・・・

という感じで、タイムスリップものと並行世界ものをうまく取り入れた面白い作品だった、3巻までは。


4巻読み終わって、え!と驚いたのだが、4巻で完結していたこと。

いや、物語は全く完結していないのだけど。この手のじっくり型の物語で、俺たちの戦いはこれからだ!的な終わり方をされるとは思わなかった。

進撃の巨人で例えると、ライナーとベルトルトが正体を現したところで、ライナーは逃亡。ベルトルトは壁の中の世界で生きていくよ!
とふざけたこと言って完結みたいな感じ。

え?エレンの復讐は?巨人の正体は?敵は何?

とかそういうのを全部投げ出して終わった感じ。


ある意味すごいな。

何というか、これからこうなるんだろうな、とかそういう作品に寄せる思いとか予想とか、そんなのも一切思い浮かばない。

は?
なにこれ?


しか思わない。まさにお金と時間の無駄だった。

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