のほほん優雅

洗車からメンテナンス全般まで


車やバイクのことは、ほぼ自分で行います


親友がですね
整備してる風景を写メしてきたりですね

とにかく、格好良く見えるんですよ


男性だけのものじゃないよ

女でも普通にやってるんだよ

って訴えてるかのような、親友の姿がですね


ものっすごく格好良く、私の目に映ったんですよ



じゃあ、私もって思うのに、深い理由はなかったし

カー用品店とかに出かけて

「ふ～ん」って感じの、少々見下された感の雰囲気もイヤでしたので



「よ～し私だって頑張っちゃうぞ」と一念発起したわけです


で、いざ自分でやってみると
非常に楽しい



初めてのセルフでのエンジンオイル交換にかかった時間・・・7時間


時間を損した、と思ったらそれまでです

いつまでもポタポタと廃油入れに垂れる油を見ながら

（この油は、いつ抜けきる（オイルパンから）んだろう？）
と待ち続けた7時間も、今は懐かしき昔のこと



色んな作業をやってるうちに、やり方やコツを覚えてくるのも楽しみの一つです


なので

彼ら、世間の同年代の女性が「お洒落なカフェ」を探してるとき

私はエンジンオイルがお得に買えるお店を探してましたし



彼らがネイルサロンに足を運ぶときは

私はタイヤショップで、パンフレットを読んでタイヤの性能を見比べてましたし



彼らが旅行先を恋人と相談してるときは

私は整備工場で、トルクレンチの使い方をレクチャーされてました



これが、いいんですよ


想像してみてください




穏やかな日差しが注ぎ込む、田舎の朝

車のボンネットを開け、オイルのにじみをチェック。

ラジエーターのラインからの水漏れ等がないかを、配管を触ったり押したりして、確認。

エアーフィルターボックスを開け、フィルターの汚れ＆ボックス内の簡単なお掃除開始。



焦るとロクなことがないので、作業を中断しお庭でモーニングコーヒー＆タブレットで音楽鑑賞


スローなミュージック、キャンプ用のバーナーでお湯を沸かしコーヒー、

そして、車を眺めながらの休息




これは、男性だけのものじゃないんですよ

現実、日本では珍しい光景かもしれないですが

こちらイギリスでは、女性で同じようなことをする人はたくさんいます


事実、バーミンガムのおうちでは

ご近所さんに何人も「自宅ガレージで車を整備するレディ」が存在するんですよ


で、私と同じように

「のんびり作業して、お茶を楽しんで
焦ることなく、作業を確実に終わらせて1日を楽しむ」わけです


大人な趣味の、ひとコマ



いえいえ、ネイルとかも大好きですよ

でも、1回あたりに対しての耐使用日数が短過ぎて

私には割高に感じるんですよ



だってね

エンジンオイルは、車種によりけりですけど

短くても3000km指定・5000km指定or　3ヶ月もしくは6ヶ月で交換を推奨


とかですよ



平日に住むオックスフォードからロンドンまでが、だいたい90キロなので

往復で180キロ

週5日で180×5＝900キロ

それが一月に4週と考えて、900×4＝3600キロ
（毎日車で出勤した場合）


ほぼひと月の距離を走れるんです



それだけ走って、オイル代は20ポンドくらい（およそ3000円前後と考えてください）

自分で作業するので、工賃は不要だし

ついでにあれこれチェックできるし

愛着がどんどん湧く


ネイルで爪を飾るよりも、私には価値ある行為なんですよ


ネイルも自分でやるので、実質無料ですけどね（材料費は当然かかってますが）



冷却水交換だって、自分で

どこかしこの部品交換だって、自分で

タイヤチェックや空気圧点検だって、自分で



何でも「自分でやることが好き」になれるんです




出来ないことは恥ずかしいことじゃないですよ

出来ること＝威張れるというわけでもない


楽しいと思うから、やるんですよ


そんな私の、趣味の話