- 名前
- けーでぃー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 50歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
毛っ毛っ毛っ毛っ。 後編
2018年10月27日 21:09
さて後編です。
ある、真夜中のこと(これ、本っっ当に実話ですぞ)。
ぐっすり寝ていた私は。
ふと、目を覚ましました。なんか気になる。何だ? 虫の羽音?
いや、羽音ではない。足音? 虫の? アホな。なんでそんなもんが聞こえる?
よく考えよう。
虫の足音なんかが聞こえるとしたら、
それは耳の穴の中を歩き回ってるってこと。
いくらなんでも…………も…………って、
聞こえる! ホントに聞こえるっっ!
がばっ! と。
跳び起きた私は、洗面所に走って、洗面台の照明を点けました。
耳の穴を照明の方に向ければ、虫は光につられて飛んでいくはず。
耳の穴から出ていくはず。
照明のあるところに、鏡もありますから、それを横目で見ました。
しかし、虫が出てこない。でもなんかまだ耳の中がぞわぞわする。
よく見ると、耳の穴から何か出てる。長くて黒くて。虫の足? ぎゃあぁっ?
……あ! 違う!
これ、毛だっっっっ!
そう。
「耳毛」だったんです。
結構な長さと本数があり、指でしっかり摘まんで、引っ張れるぐらい。
束になって、房になって、どえらい存在感。これが、ぞわぞわしてたんです。
幸いにというか。
生えてる根っこは、耳の穴の出口ぎわすぐ(それでも角度の都合上、鏡では見えませんが)
だったので、髭剃り用のT字カミソリの角を耳の穴に突っ込むことで、
簡単に剃れましたけどね。人差し指で触って、根っこからつるつるになったのを
確認できました。
まあ。
人差し指で触りきれるほど、耳の穴の浅いところにだけ、生えてたわけなんですけど……
びっっっっくりしましたよ、最初に見つけた時は。そりゃもう、声が出ました。
歳をとったことによる、頭髪と入れ替わりで、他の毛が増える現象。
それによる、ちょっとしたホラー体験でありましたとさ。
うぅ。
歳ぁとりたくないもんです。
このデジログへのコメント
ぇっ、耳毛の音って、そんなにゾワゾワ
するんですね~(^o^;)
見えない部分だからビックリしますよね
でも、そゆ毛って、また同じ場所から
生えてきません(汗)
> はぎんちょさん
仰る通り、生えてきます。ゆえに前回の乳毛と同様、「耳毛剃り」もやってます。
本当にゾワゾワするので、乳毛みたいに「試しに伸ばしてみる」はできませんが、
伸ばしたらどーなるか……
コメントを書く