- 名前
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- 出会いを求めていますが、年齢を考えると、年齢差ある年上の男性に惹かれる「ファザコン」...
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男は女から派生したということ
2017年12月02日 02:12
これはもう皆さんに周知のことでしょうね。高校の生物の授業で教えられた記憶はありませんが、たぶん大学の教養課程あたりでは説明があるんだと思います。
ふだんの生活では(とくに異性と一緒に生活していれば)男と女の違いを意識することが多いし、子育てでも問題になるし、もちろん恋愛でも男女の違いは中心的なイシューなわけです。
でもはたして男と女の違いがどれほど深いのか、つまりどれほど決定的なのかとたまにふと考えることがあります。
というのは、生物学的に、男と女は最初から別の存在だったわけではなく、もとは一つの存在、つまり女性的存在しか存在せず、長い進化の過程で、その女性的存在から男なるものが派生したという学説が定説だと思うからです。もちろん詳しく調べたり勉強したわけではありませんが、たぶんこの学説に反対する証拠はまだ見つかっていないと思います。*とはいえ私が間違っている可能性もあり、この学説以外の説もあることをご存知の方がおられたら教えてください。
別に生物学に詳しくなくても、この女性→男性説が正しいと考えるのは、単純で、男にも尻尾の痕跡と同じように無用となった乳首があるらかです。それに、男のペニスも女性のクリトリスが進化したものととらえるのが素直だからです。たぶん男固有と思われているほかの生物学的構造も、女性の身体を原器とし、それを修正しながら創造されていったのではないでしょうか。
ではなぜ女性的存在が男を生み出したのかという疑問が残りますが、男女の違いで最大のものは女性の側では妊娠と出産、男性の側では精子の生産と射精ですが、雌雄一体型ではなく、この雌雄異体型への分化による役割分担のほうが、人間の遺伝子を拡散していく上で有利だったからだと思います。
そう考えるからといって、もちろん目の前の男女の違いがなくなるわけではないのですが、それでも男が女性から派生したと考えることは、私たち男の女性を見る視点に多少の変化を生むだろうし、何千年と続いてきた男性優位社会と女性差別を変えていく契機の一つにはなるだろうと思います。
本当は、男女問題のほかに、動物と人間の違いはどこにあるのかというより大きな問題があるのですが、それは私たち男が女性差別とどう向き合うかと繋がってくるように感じます。
と大上段の話をしてしまいましたが、日々、「やっぱり、女ごころはわからないなー」と吐息をついております。
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