挟み撃ち

幼稚園からパソコンを使っているからか


文字を入力したり、あるいはネットで何かを検索したりなど


簡単と分類されることは「バカッ早」な娘



日本での夜の自由な時間（私の住むイギリスでは、8時間ほど前なのでお仕事中です）に

メールで色んなお話をされます




学校での出来事、おじいちゃんと出かけた綺麗な景色のある場所

おばあちゃんが買ってくれた服、お友達と遊んだこと等々

色んなお話をしてくれるので、飽きないのですが



最近は、娘も悩んでいることがひとつ





それは「恋愛」






誰かを好きになったとかではなく


娘を好きな男の子が、複数いるようで
（自慢ですが、金髪白人青い目の娘は、超絶モテます）



自分を好きになってくれるのは、嬉しいけれど

そのことが原因で、男の子同士で言い争いやケンカになることもしばしばな模様





一昔前にあった「やめて！私のために争わないで！！」を地でいく状態ですね






ただ娘は、親バカな視点を除外しても


かなりの（心配性）



こういうところは、母親である親友そっくりで

ケンカをして、「アイツが先に叩いたんだ」とか「アイツが悪口を言ったのが悪い」などに耳を傾けず



聖母のように、（話を聞き・理解し・諭す）を

映画のワンシーンのように、平然とやってのけます





お前は女優かどこかでカメラ回ってんのか






と言いたくなるほど、絶妙のセリフを絶妙なタイミングで

サラリと言ってのけます




そんな、男の子の言い争いを毎日止めることに疲れたようで


「女の子だけのクラスがほしい」「体育は女の子だけでやりたい」
など、少々男の子全体に疲れちゃったみたい






大丈夫だぜあなたほどではなかったが


かつて男子にチヤホヤされていた私が、助言しよう




それは「ちょっとだけ怒る」だ




自分を好いてくれているのだから、いくら小学一年生といえど

真面目にお話を聞いてくれるはずさ



だから、次に言い争いをしだしたら

「ケンカする○○くんは嫌い！！」と、ハッキリ伝えるんだ




その後、「もうケンカしたりしないよ」「ごめんね」って謝ってくれたら

それで許したらいいじゃないか




時代は移れど、基本はどちらも人間さ


正しいとか、相手に譲るとかじゃなく



好きな人が「ケンカは嫌い」って、ハッキリ伝えなきゃ


自分以外の子を好きになったときも、同じ事を繰り返しちゃうぜ




だから、ハッキリ「ちょっとだけ怒る」んだ






次からしないって言葉を、信じてあげるだけで


その言葉を守ってくれる子は、きっといっぱいいるぜ








と、ちょっとだけ母親っぽいことを助言して



（少しは母親出来てるかな）と、自問自答している今日この頃なのでした