おじちゃ～ん　さよ～うなら

女房の姉の旦那さんだから義兄、　私にとっても義兄なのだが
息子どもからみれば　「おじちゃん」　　だからそう呼んでいた。

子持たずだったから　甥、姪をひっくるめて　「孫」と呼んで可愛がってた。
中でも可愛がって貰い、入り浸っていたのが　息子たち。
祭りと言えば泊まり込み、夏休みにも泊まり込み。　はては沖縄から
北海道まで連れて行ってくれて　想い出には事欠かない。

東京の学校に行ってからは脚が遠のいたが盆暮れ、帰省の節目には必ず
顔を出しご機嫌伺いは欠かさなかった。二男の結婚報告、子供の誕生報告
にもことのほか喜んでくれていた。

９０歳の長寿だったが７／２８日未明に人生を閉じ、３１日～１日と葬儀が執り
行われた。　近所のおばさんらしき人から
　　　「あら～Ｙちゃんじゃない？　そうだよね。大きくなったわねーー」
　と懐かしそうに声を掛けられた。それほど　入り浸ってたって事。

遺されたおばちゃん・・・一人で寂しくなるね～　　大丈夫かな。
そうでなくても細い体、もっと食べなくちゃダメだよ。おばちゃんも８０を過ぎ
たからね。　喪主挨拶は気丈にやってたけど心配です。　幸い隣近所と檀家の
方に世話好きな方がいるのは助かります。妹である女房が行くには車で一時間
の距離が大変！　でも頻繁に通わないといけないかも。