話し上手ですか？聞き上手ですか？

話し好き≠話し上手
喋らない≠聞き上手

世の中大きく間違ってる概念

コミュニケーションスキル＝誰彼構わず愛想の良さ

ではないんだよね。


ちょっと前に書いた記憶があるけれど
『見ない、聞かない、言わない』
で人間関係は破綻する。

から「聞いてる振りをする」事でその場をやり過ごす。


本当の【話し上手】は『聞く側』が話題を持ってくる。

そして本当の【聞き上手】は『話す側』が話題を持ってくる。

そしてもう１つ大切な概念
「人は秘密や話題があると黙っていられない生き物」
というのもある。


ここまで書けば【話し上手、聞き上手】のハードルは必然と上がってくる。


そして現代社会は
『見ない、聞かない、言わない』
に加えて
『知らない』
という概念まで付け加えた。

これは『知ってる』という振りをする
※もしくは『知らない』という振りをする
事で人間関係を複雑にしている元凶なんだよね。

コミュニケーションスキルという間違った概念が形振り構わず、自分の表面的に『知っている』事を誰彼構わず一方的に『話す』事により自分の優位性を保つ時代となってるんだよね。


【話し上手】は【聞き上手】であり自分の知らない事でも人から上手く『情報』を得られるのが
本物のコミュニケーションスキルなんだよね。

これは多彩になった情報ツールの時代でも変わらないものなんだよねぇ。

『有益な情報』はコミュニケーションスキルと知恵と行動力があれば自然と入ってくるんだよね。


簡単な例え

『誰もが振り向く容姿を持ち、誰もが気分良くなる愛想を持って丁寧な口調で優雅に話す女性』
が居たら老若男女問わずにその人と話したい為に
『その人の嗜好を探して話題をもってきて話すキッカケ』
を作り出すもんじゃないのかね？

これを徹底的にやってる代表格が
【黒柳徹子】氏

この人は完璧に近い【話し上手で聞き上手】なんだと思う。

この人と肩を並べていた人は【大屋政子】氏くらいだね。
自分の知る限りでは。


これを文章でやったのは開高健と北方謙三くらいだろうな。


この四人は【話し上手で聞き上手】の別格だと思う。