楽しいこと、気持ちいいこと、嬉しいこと。

誰かと話をする時に。

「お前の○○が嫌い」という言葉よりも、
「貴女の○○が好き」という言葉の方が、言ってて楽しい。
私自身が。だから、できるだけ多く言う。

「ブスだな」という言葉よりも、
「綺麗ですよ」という言葉のほうが、言ってて気持ちいい。
私自身が。だから、できるだけ多く言う。

それで、相手が少しでも嬉しい気持ちになってくれたら、
私も嬉しい。だから、できるだけ多く言う。

見え透いたお世辞？　……ふっ、知らんな。
私は、私自身が楽しく気持ち良くなるために言ってるだけであーる！
第一、ち～ともモテやしないから、タラシとか言われる心配もないし！　
わっはっはっはっはっ（涙）！


と。
私の基本的な対人姿勢（女性に限らず同性の友人でも）はこんなもんです。
実際には、照れもあるので、そう頻繁には言えませんけどね。

なお。
最初にあります通り、これは「話をする時」のことですので、
「文章を書く時」は別です。ここでも、その他のネット上でも、
けっこ～辛辣に、トゲトゲしく、嫌いなものは叩いてますからね私。
ふふふふ。

とはいえ。
ネット上の文章でも、やっぱり「嫌い」よりは「好き」の方が、
楽しい、気持ちいい、そして嬉しいことに出会える、のも事実でして。


少し前のこと。
ニコニコ動画で、長い動画シリーズを一本、連載し終えた作者さんが、
第２シリーズを始めたんです。私、そのシリーズが大好きでしたので、
喜んでましたが……開始早々、更新が中断してしまいまして。

まあ。
仕事が忙しいからとか。単純に創作意欲が湧かないからとか。
いろいろ事情はありましょう。でも残念だなぁと思っておりました。

そんな中。
一本目のシリーズが、少しずつ評価が上がってきたらしく。じわじわと
再生数が伸び、各話がバラバラに（最初に第５話、その次に第１６話という風に）、
２５２５を達成し始めたんです。

これはですね。
「ニコニコ動画」の名にちなんで、再生回数が２５２５回に到達すると、
ちょっとした記事になるんですよ。といっても、売れっ子の人たちは
２５２５ぐらい１日で達成して、あっという間に万を越えていくんですが。

で。
その記事には、コメントをつけることができますんで。
私は、この作者さんの２５２５達成の記事が出るたびに、「おめでとうございます！　
この回は○○が面白かったです。私が思うに、やはりヒロインの魅力が……」
というようなコメントを、毎回つけていきました。

このコメントつけを。
やってたの、私一人でした。再生回数が２５２５を越えているってことは、
それなりの数の人が見てるはずなのに、私だけでした。
作者さんからのコメント返信もありませんでした。でも、私は続けました。

前述の「売れっ子」の人たちであれば、これもやはり簡単に、
１０人２０人のコメントがついていくのですが。
この作者さんには、私一人。そんな状態のまま、日々が過ぎていきました。

そして。
先日、突然、第２シリーズの連載が再開されまして。
喜び勇んで見に行ってみると、動画説明文の末尾に、

「この動画を再開するにあたって、けーでぃー様に最大限の感謝を。
　あなたの為にも頑張りますよ！」

と……


このシリーズは面白いので、見てて楽しい。楽しいから、
「面白いです！　私、好きです！」と盛り上がって声援を送るのが気持ちいい。
そして、連載が再開され、作者さんからこう言ってもらえたのが、凄く嬉しい。

「笑う門には福来たる」ってのは、こういうことも含んでると思います。
楽しい、好き、という気持ちを人に（ものによっては「相手」以外にも）伝えることが、
自分に嬉しさを運んでくることがある、と。

これからも、できる限り、そういう風に生きていきたいと思います。


☆☆「コメントつけが私一人」って状態は☆☆

自分の好きな作者さんを、自分が独占してるって気分で、まあ、
それはそれで悪くないんですけどね。マイナーな芸人やアイドルを
応援するファン、ってのはこんな気分なのかも。


☆☆ずっと昔のことですが☆☆

私はですね。
小説投稿掲示板でも、同じようなことをしてまして。
多くの作者さんを応援して、多くの作者さんから感謝の言葉を頂いて。
いつしか作者さんのみならず、読者さんの間にも私の存在が知られていって。

そんな中で……「けーでぃー女性説」が囁かれておりました。

別に、ネカマしてたわけではないんですよ？
ただ丁寧な言葉遣いを心がけて、「応援してます！」という
姿勢を出していったら、なんだか女性だと思われたらしくて。

夢を壊すこともあるまい、と思って否定はせず（肯定もせず）
放置しておりましたが。まぁこれはこれで、「面白い」思い出です。

にしても。
私の文面から想像される『女性けーでぃー』って、
どんな姿をイメージされてたんでしょうねぇ。

ここでは、裏はもちろん表でも、男性視点でのエロ話などをいろいろ
してますから、「男」の印象が強いでしょうけど。そもそも写真もありますし。
でも、あちらでの私はエロ話など全くせず、一途に作者さんを応援していて、
上品といえば上品でしたからね。

あの人たちのイメージの中の私は、結構美人だったりして。
ふはははは。……いや、その、意図的なネカマはしてませんからねっ？