- 名前
- ユリ
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- 年齢
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「家族はつらいよ」レビュー☆
2016年02月12日 22:47
橋爪功主演他。ここは、東京郊外に暮らす三世代同居の平田一家。モーレツサラリーマンだった時期を終えて、今はすっかり隠居生活を送っている平田家の主・周造(橋爪功)はいつものように靴下を脱ぎ捨てながら、ふと寝室に飾られたバラの花瓶を見て、「その花どうした?」と尋ねる。すると、妻・富子(吉行和子)曰く、今日は自分の誕生日で花は仲間から貰ったものだと言う。妻の誕生日をすっかり忘れていた周造だったが、たまには妻の誕生日のプレゼントでもしてやろうかと欲しいものを聞いてみる。「あら、いいの?」と富子が机から持ち出してきたのは・・・まさかの「離婚届」!唖然と凍り付く周造。突如、宣告を受けた周造にはお構いなしに、富子は冷静に部屋を出ていくのだった。こうして、平田家の“離婚騒動”は幕を開けた・・・。「男はつらいよ」から20年。山田洋次が贈る、待望の喜劇!
5/10点!!脚本はいつも通り、平松恵美子さんとの共同脚本です。古き善き日本のホームコメディーでした。「男はつらいよ」シリーズは、きちんと観たことがないので、山田監督の初コメディー体験でしたが、私の中では、クドカン>三谷さん>山田監督になりますかね。全て予定調和な出来事と笑いの中で、安心して笑っていられる感じでした。劇場は、中高年の方ばかりでしたが、皆、登場人物が、怒ったり、転んだり、椅子から落ちたりする度に大笑いしてました。皆さん、これを期待していて、山田監督が、それに応えたのだなあと思いました。しかし、それ以上のものは無いです。人は、誰かに迷惑をかけ、かけられ、自分という存在を、成り立たせているわけですが、「迷惑をかけている」という事を、絶対に忘れてはいけません。感謝の言葉も、伝えなければ無いのと同じです。日本人の不器用ですからは、ただの甘えです。平田家の皆は、家族だからと言って甘え過ぎです。あんな甘えた事を言える家族が、あんなに沢山いることに感謝すべきです。あと、この作品も、「東京家族」も、現代の話だと思うのですが、どうして皆が皆、服装が昭和なんでしょう?台詞だけでなく、服装まで、山田監督は譲らなかったのだろうか?と、疑問に思ってしまいました。「東京家族」の橋爪父は、素敵だなぁと思いましたが、今回の橋爪父は、嫌だなあと思いました。父親世代の嫌なとこを凝縮してたからかな(笑)熟年離婚は、他人事でなくて、身近に起こっている出来事ですが、あの人じゃないですが、こんなに長い間頑張って連れ添ったのだから、離婚じゃなくて、卒業ということで、前向きな感じにしてもいいのかななんて思いながら観てました。2016年公開。
このデジログへのコメント
そうなんですね。。。
安心できる定番な感じかな。(^O^
> はらぺこさん
そうですね、男はつらいよも安心できる定番な感じなのではないのですか?こうなってほしい展開になるみみたいな。50代くらいの方ばかりでしたが、皆さん盛り上がってましたよ。
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