- 名前
- 圭太
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 困っている友人は、ほっとけないし大好きな人は、ついからかいたくなります。はじめまして...
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時が止まった部屋
2016年01月24日 13:57
フランスのパリの古いアパート。誰も住んでいないけれど家賃が払われ続けている部屋があった。借り主はかつて女優として活躍した美しい女性、マルト・デ・フロリアンさん。彼女は部屋を離れててから70年間、一度も部屋を訪れることはなかったという。
91歳で亡くなられるまで、家賃を払い続けた彼女。どうして彼女は無人の部屋に家賃を払い続けたのだろうか。
2010年に遺族がその部屋を訪れると・・・。
当時にタイムスリップしたかのような空間が・・・!
部屋をあけると、70年前にタイムスリップしたかの空間が広がっていた。
第二次世界大戦勃発後、ナチスの侵攻によってフランスがドイツに降伏すると、街ではドイツ兵が市民を監視し、あちらこちらにハーケンクロイツの旗がかけられるようになった。食うや食わざるやの時代、配給制となったパリの食料事情も厳しくなり、猫のスープからカラス料理まで登場したという。そんな戦火から逃れるためにフロリアンさんはパリを捨て南仏へと移住したが、思い出のたくさん詰まったパリの部屋だけはどうしても手放すことができず、70年もの間、亡くなるまで家賃を払い続けたそうだ。
戦争のさなかどうしてもこの部屋を出なくてはならなくなったフロリアンさん。でも思い出のたくさん詰まったこの部屋をどうしても手放すことができなかったと言う。
そのため70年もの間家賃を払い続けていたのだ。
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