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樹木希林の癌は治った

2016年01月06日 12:48

ガンを肯定的にとらえる樹木希林の発言

  ● 私の考えでは、ガンで死ぬっていちばんいいと思うんです。用意ができるじゃないですか。
    それぐらいの感じで生きています。

  ● ガンは有難い病気よ。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。

  ● ガンに感謝よね。
    経験してなければろくに『死』にも向き合わず、
    主人の内田(裕也)さんのこともちゃんと理解しようと思わなかったかもしれないし。


 まあ、内田裕也さんのことを理解する必要があるかどうかは別として、何と樹木希林さんは、抗ガン剤治療と並んで、もっとも良くないと考えられる「放射線治療」を行なっていたのですが、「望む態度」が違ったようです。

 樹木希林さんは、下のような態度でガンの治療にあたっていったそうです。


  樹木希林さんは当初、ガンの手術に関しても、
  「先生のやりやすいほうで」というようなことで、医者に委ねていた感があります。

  しかし、その後、ガンに関して、勉強をし出したと言います。
  そして、知識を深めていくと「ガンを自分が治すんだ」という心構えに変化していきました。

  「自分に合う医者治療法、本などを、本気で探すことが大事。自分を知る勉強だと思います。
   自分の体のことですから、少し医者を疑うくらいの気持ちで良い治療法を探すことが大切。」

  そして、全身にガンが移転したことを知ったのちに、樹木希林さんが選んだ治療は放射線治療でした。
  そうして、放射線を照射する場所に関しても、医者任せではなく、
  樹木希林自身が医者に対して「ここから、ここまで」と命令したと言います。


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 というものだったようです。

 この一連の樹木希林さんの態度のうち、

  ● ガンに感謝する
  ●治療法を自分で決める

 ということは、ガンを自然治癒させた人たちに共通していることで、安保徹さんなども、

  「ガンを自然治癒した人は、みなさん、ガンに罹って良かったって、ガンに感謝するんですよね」

 と、何かの対談(思い出せないです)で仰っていました。


 アメリカでも、日本でも、ムチャクチャ売れているガンの治療に関しての本がありまして、それは、アメリカ医学博士の「ケリーターナー博士(Dr. Kelly Turner)という方が書きました『がんが自然に治る生き方 - 余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと』という本です。


         
        がんが自然に治る生き方 - 余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと


 ターナー博士もまたお美しい方ですが、「ガンの自然治癒

 そして、ガンの自然治癒を体験した人々には「9つの共通する実践事項」があったことを見出したのでした。
 それは、以下の9つです。

  ● 抜本的に食事を変える
  ●治療法は自分で決める
  ● 直感に従う
  ●ハーブサプリメントの力を借りる
  ● 抑圧された感情を解き放つ
  ● より前向きに生きる
  ● 周囲の人の支えを受け入れる
  ● 自分の魂と深くつながる
  ●「どうしても生きたい理由」を持つ

 順序は関係ないです。

 どれが重要とかではなく、ガンが自然治癒した人たちは、その「ほぼ全員」が、程度の差はあれ、この「すべて」を持っていたというのです。


 先ほどの樹木希林さんは、自然治癒ではないですが、おそらくは「9つを持っていた」と考えられます。
 放射線治療という、一見、非常に良くないと思われる治療法を選択した樹木希林さんも、

  ●治療法は自分で決める
  ● より前向きに生きる

 など、自主的で積極的な態度で臨んだことで、クリアに至ったのだと思います。
 あるいは、樹木希林さんは放射線により治癒したのではなく、「自然治癒」だったのかもしれません。


 いずれにしても、ターナー博士の「ガンの自然治癒における9つの鉄則」を見た時に、私は「これはガンにだけ当てはまるのではなく、すべてに当てはまる」と思いました。

 つまり、上のうちの、

  ● 抜本的に食事を変える
  ● 直感に従う
  ● 抑圧された感情を解き放つ
  ● より前向きに生きる
  ● 自分の魂と深くつながる
  ●「どうしても生きたい理由」を持つ

 などは、生活の上で、日常的に意識して生きていてよいことだと思うのです。
 あるいは、どんな病気の際にも、この態度でいいような気がいたします。

◆ そして、ガンは病気でさえない

 ここまで書いたことは「治癒」の観点から見たガンですが、そもそも、ガンは病気なのかどうかということもあります。

 以前、

  ●「ガン発生のメカニズムも、また人間に与えられた優れた機能」だということをほんの少しだけ書かせていただきます
   (2015年5月12日)

 という記事を書きましたが、免疫学の権威でもある安保さんは講演の中で、

  ● 発ガンは、不利な内部状態を克服する解糖系への適応応答である。

 と言っていました。

 つまり、「ガンは体を守る反応だ」と。

 一般的には、ガンは「遺伝子の失敗」のようなことが言われますが、安保さんの一貫した主張として、

  「人間の体は間違わない」

 という至高の理念があります。

 さらに、先ほどの『病気が逃げ出す生き方』の中で、石原医師は、以下のことを述べています。



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 『病気が逃げ出す生き方』より

 (私たちの体は)常に長生きしよう、治そうとする自然治癒能力が働いています。
 それと同じように、ガンも体にとって「何かよいこと」をしている反応ではないかと思うのです。

 つまり、ガンは人間の他の自然治癒反応と同様に、血中の老廃物を1ヵ所に集めて、
 「血液を浄化しようといる装置」だと思っているわけです。

 これについては、自然医学界の権威である「森下敬一」博士が、今から40年も前から、
 ずっと「ガンは血液を綺麗にする浄化装置だ」ということを主張してこられました。
 私も、この意見に賛成です。

 面白いことに、ガン細胞と白血球には、それぞれ共通点があります。
 まず一つに、人間の体の中を自由に動き回ることができるのは、このガン細胞と白血球だけということです。
 それと二つ目には、両者ともに活性酸素をたくさん放出し、相手を弱らせて貪食するという働きがあること。

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 ちなみに、安保さんと石原医師の二人の意見を総合すると、病気というのは、

  ● 過食
  ●ストレス
  ● 低体温
  ●血液の汚れ

 が「ほぼすべての原因」のようで、
 この中でも安保さんは「低体温」と「ストレス」が極めて強い病気の要素だとしています。

 西洋薬のよくないところは、ここにも絡んできまして、ほとんどの西洋薬は、

  ● 体温を下げる
  ● 交感神経を優位にする(ストレス

 などがあると思われるので、

  ● 薬を常用すればするほど病気に近づく。

 という真理が見えてくるのではないでしょうか。


 いずれにしても、この急速な変化の中で「自立」に向かう時間はそんなにないかもしれないですが、でも、「自立」は難しいことではないです。

  「どうすれば健康でいられるか」

 という「考え」と、

  「あらゆる症状は治る過程であることを信じ込む」(参考記事:病気の本質

 ことで「病気」という概念は次第に遠いものとなっていくと、私は思っています。

 「症状が出ている」ということは「何かが治っている途中」なんです。
 「熱が出る」ことも「下痢になる」ことも「目眩」も「鼻水」も「咳」もいいことなんです。

 私がこんなことを思うように至ったのも「厳しい目眩」に悩まされてのことでしたが、それがなければ「健康」なんて考えなかった。そういう意味で、どれだけ目眩に感謝していることか。

 そして、先ほどのように「ガンもまた自然良能である」ことはどうやら確実で、それなら、それなりの対応をすれば、少しもコワイものではないし、医者も必要ないはずです。

 まずは、健康面で「自立」する。
 そして、健康な身体と意識のままで、どこかの時点でポックリと死ぬ。

 それができる時に、未来は訪れるはずです。

このデジログへのコメント

  • ペルソナ 2016年01月06日 17:47

    健康面での自立、大切だけど、簡単にはいかないですね。でも、きっと心がけ次第かも。
    ガンも発症する場所にもよるから…感謝とかは私はまだ持てないです。ただ、母をガンで亡くして命の大切さを改めて感じました。

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