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キムチ好きは知った方がいいかも

2015年12月24日 13:51

唐辛子の辛味成分には、脂肪の燃焼効果を高め、肥満を防ぐ効果があると言われています。ただし、この燃焼効果を高く持つのは、通常の唐辛子に含まれる「カプサイシン」ではなく、辛くない新種の唐辛子に含まれる「カプシエイト」という成分。

 カプサイシンだけで燃焼させようとすると、毎日唐辛子10本という計算になってしまいます。これだと、胃腸の粘膜が荒れて大変ですから、脂肪燃焼率の底上げをしてくれる食材として、少しずつ長く付き合うのが賢明なのです。

キムチは、発酵食品白菜などの野菜に付いている乳酸菌が、熟成・発酵の過程でたっぷり増え、私たちの腸内環境を整えてくれるのですが、たいがいの徳用キムチは、熟成を抑えた非発酵タイプ。つまり、すっぱくない白菜の浅漬けに、キムチ味っぽい甘辛のタレを絡めているだけ!

最近では、食べやすいように大量の砂糖が使われていますから、頑張ってたくさん食べて、逆効果な場合も。安いキムチがすべて悪ではありませんが、パッケージをよく見て判断を。「手作り」、「化学調味料無添加」だけに惑わされず、すっぱくなる工程が書かれていたり、原料がしっかりしているものを選びましょう。

 キムチにたっぷり含まれる乳酸菌は、熱に大変弱く、100℃の加熱調理をすることで、ほとんど死滅してしまいます。免疫力向上、便秘対策といった、発酵食品が持つ効果を期待したいなら、「そのまま生」で食べるのが賢明。加熱したい場合は、食べる直前に入れるのが良いでしょう。

 一方、唐辛子の辛味は、加熱により強くなるため、発汗作用を期待して鍋モノにするのは、理にかなった食べ方です。

 唐辛子乳酸菌に続き、キムチが誇る第3の立役者、「ニンニク」。アリシンという成分が、疲労回復や強壮効果をもたらしてくれます。しかし、このアリシンこそが、キムチにつきまとう「口臭の悩み」の元。においを気にして、朝のキムチを控える人も多いのではないでしょうか。

 しかし、ニンニクが持つ抗酸化パワーや脳活性化パワー、そしてなによりも、風邪流行の時期に頼もしい抗菌・殺菌効果を享受しなければもったいない

 ニオイ対策は様々言われていますが、朝の食卓に緑茶と生リンゴを添え、食後にミントガムを噛んでいれば、ほぼ大丈夫

 ちなみに、油で炒めると疲労回復効果はアップしますから、朝からキムチ炒め。コレ、理想です。

女子SPA【スギ アカツキ東大卒食文化研究家長寿美容食研究家。より抜粋

キムチってウマウマだー
キムチもっとウマママー
オススメキムチ教えて下さい
ボクはこくうまが今のところベストです
キュアの独り言

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