台湾珍道中その3

やっと日記が書けそうです


最後までお付き合いくださいませ




ドミトリーで仲良くなった子たちは、みんな様々な職業で

日本と違って、いつまで働いたら次はどの会社、どの地域で勤務
といった願望や目標がしっかりしていて
私には新鮮な感じがしました



そういえば、私の大学の同期の子たちも
転職といったら聞こえは良くないかもですが、転職組の留学生は大多数ですし
海外では日本式のように、最初に入った会社で一生を過ごすのは
かなり珍しいみたいですからね



彼女たちの目的は、美味しい食べ物や歴史探索、綺麗な景色などなど
一人で彷徨って何かを発見して、感動する

そんな流れが普通みたいでした



中国の子は
「私の国を出なかったら、私は政府に騙されて一生を終えるところよ。
あなたは安心してね、私たち中国人はあなたたちが思うほど
政府に踊らされていないわ。彼らは不満の矛先が政府に向かうのを恐れて
日本という素晴らしい隣人を標的に仕上げているだけなのよ。
私たちは田中総理大臣が、友好の証で贈ってくれた桜の美しさを忘れていないわ」
と、テレビで報道されるのとは違った意見を伝えてくれたし

ロシアの子は
「あなたたちの言う北方領土を不法占拠しているのは、モスクワ大学程度の卒業生にはわからないわ。
私は真実をイギリスで学んだの。終戦締結後に占領するなんて、卑怯よ。
私たちロシアは日本に好意的だけど、私たちロシア人は感情表現が下手なの。
礼節を重んじて、家族や隣人を大切にするのは日本と同じよ。
私たちが今の役立たず（今のロシア政府のことみたいです）たちから立場を譲り受けたら
領土問題はすぐに解決できるわ。友情に国境は立てられないって、世界に示すのよ」
と、熱く歴史や略奪の醜さを語ってくれたし


フィリピンの子とインドネシアの子は口をそろえて「何で日本は、あんなに韓国に言われても我慢しているの？
彼らが私たちの国で何をしたか知っている？女性を騙して、子どもを妊娠させたら
そのまま本国に帰って女性と子どもを捨てていくの。日本も同じ事をしただろうって言うおじいさんもいるけど
おばあさんたちは知っているわ。日本の男性は、お金を送って生活を助けてくれたり、たまに拙い英語で手紙を送ってくれたりしている。私のおばあさんの妹（フィリピンの子の発言です）は、日本人との間に子どもが産まれて、日本人男性は一度本国へ帰っていったけど、2年後に現れて、今は大家族で暮らしているわ。真面目さが韓国とは違うのよ。女性だって同じでしょ？私のスクール時代の友達は、日本の女性と交際しているけど
彼女はいつも彼を大切にして、怪我をしたら懸命に看病して、（あなたも彼女を見習いなさい）と言われるほどよ」
と、隣国との違いを語ってくれました



私は頭が芳しくないので、歴史や国の起こりなどはほとんどわかりませんが
生の情報を見て知っている彼女たちは、世界から見た日本という国を教えてくれて
とても私自身勉強になりました



中国人女性「私のいとこが、日本の●●大学に留学していたときに、アパートの大家さんに娘のように可愛がってもらったって言っていたわ。一緒に富士山に登ったり、温泉に行ったり、お正月は親戚が集う中に（私の末っ子よ）って紹介してもらったときは、涙が止まらないほど嬉しかったって言っていたわ。教科書で教える日本人を信じる中国人なんて、西都を知らない諸葛孔明よ（井の中の蛙みたいな意味だそうです）。」


フィリピン女性「フィリピンはずっと親日の国よ。あなたはもっと自分の国を勉強しなきゃ。西欧諸国のアジア植民地政策の中で、唯一西欧諸国の喧嘩を買って防いでくれたのは日本だけよ。たしかにインドのガンジーのように、非暴力は大切だわ。でも、すでに武器を持ち私たちの国で戦火を広げていた彼らを追い出し、植民地と言いながら私たちの血筋を無くさずに国を返してくれたのは日本なの。満州国だってそうじゃない。あの国を治めたのは清王朝の血筋の王よ。フィリピンも同じ、私たちの国が2つに割れる中で、仲裁をしてくれたのは日本よ。その証拠に、アメリカが再度私たちの国を占領したら、1つになりかけていた国がまた割れたのだから。」


インドネシア女性「私の国は、あのケチで有名なオランダにずっと占領されたきたのよ。それらを追い出して、私たちの民族意識を高めてくれたのは日本人だって知ってる？小学校の教科書にだって書いてあることよ。スカルノ大統領だって、日本人がいなかったら建国をしていなかったかもしれないの。彼は私たちがもっとも尊敬する国民の1人よ。スマトラ島地震の時に、お金も人材も送ってくれた国はほとんどなかったわ。日本は国連と同じお金を送ってくれて、船で救助もしてくれたわ。それなのに韓国なんか、未だに義捐金を未納してるんだから。」


ロシア女性「私の国では、シベリア抑留の日本人兵がたくさんロシアにも残っていて、彼らはロシアで温かい家庭を築いているわ。戦争での憎しみが何？彼らは勤勉に働き、私たちの祖父母の社会主義をけなさず、資本主義を目の前で見せてくれたわ。ロシアの男が働くようになったのは、彼らの影響を受けたからよ。（男を愛したいなら、イタリアの男を愛するといい。彼らはパンよりも愛を多く見せびらかし、ウォッカを片手に隣人の妻を口説く。男に愛されたいなら、日本の男を愛するといい。彼らは勤勉に働き、それを奢らず、愛をパンとともに持ち帰り、恥ずかしそうに妻の勤勉を褒めてくれるのだから）この言葉を知っている？私の母の生まれた村で広く使われる言葉よ。世界を見てもこんなに仕事を頑張って、友人を大切にし、家族に食事の不安をさせない男はいないのよ、もちろん、ロシアも含めてね。」




と、すこぶる日本は評判が良く
同じ日本人として、とても誇らしげでした


まあ、厳密に言ってしまうと私は100％純血の日本人ではないですけど

血の濃さよりも、心の問題ですよね



まだまだ台湾編は続きます




ちなみに、写真はロシアで有名な女優さんみたいです。
ロシアの彼女はこの人みたいな美人です




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