- 名前
- けーでぃー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 50歳
- 住所
- 奈良
- 自己紹介
- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
剛と柔、男と女。
2015年03月21日 21:28
さて。
前回、脱力の重要性について語りました。
今回も、画像ではそんな話になっています。
が。
「柔よく剛を制す」という言葉には、
「剛よく柔を絶つ」が続きます。
柔らかい綿は鉄の塊を包み込みますが、
鉄は刃物となって綿を切ることができます。
脱力して、相手の力に逆らわないことが、常に至上ではありません。
水のように柔らかく流れることも、火のように激しく焼くことも、
時に応じて必要。
これは、いろいろと言われている話です。
五行での相生と相克。あるいは三すくみ。あるいはジャンケン。
それらに頂点はなく、完璧な最強はありません。
剛にも柔にもそれぞれ長所短所があり、
それぞれに活躍の場があるということです。
……そして。
これは、「男と女」にも通じるかな、と思ったり。
仕事でも家庭でも、公用でも私用でも、
男女それぞれの特性を活かした活躍の場がある。
差別はいけませんが、明確に異種・別物なのは確かであり、
且つ頂点とか優劣とかはない、というのがひとつ。
そしてもうひとつ。
男らしい男、女らしい女、というのは魅力的ですが、
女性のように優しく穏やかな男性、
男性のように潔く凛々しい女性、というのもまた良し。
これが絶対のベスト、という不動の正解はありません。
グーとチョキとパーのように。
それぞれの個性に合った、あるいはそれぞれが理想とし憧れる、
それぞれの魅力を目指し、高めていきたいものです。
☆☆宣伝!☆☆
ちなみにですね。
私が修行しました少林寺拳法は、日本の柔術(合気道のイメージで
いいです)と中国拳法とによって成り立っています。
日本で柔術を修行した人が、中国に渡って拳法を学び、
帰国してその2つを混ぜ合わせて、作り上げたものです。
ですから。
殴ってきた敵の拳を打ち払い、蹴りを入れ、まだ掴みかかってくる
敵の関節を極めて投げ、そのまま固めて取り押さえて、
トドメの一撃を叩き込む! というように。
空手のような突き・蹴りの技→「剛法」と、
柔道のような投げ・固めの技→「柔法」の、
2つを合わせた「剛柔一体」の技が少林寺拳法!
剛と柔、両方を駆使して敵を制圧する、合理的な実戦護身術です。
爽やかなスポーツ格闘技ではなく。
なので。
夜道で暴漢に襲われて、本当に殺されそうになった場合の
反撃まで視野に入れてます。その場合、非力な女子供が
大の男に対抗できなくてはなりません。
だから。力の弱い者の為に。
普通のスポーツなら「反則」となる、目や金的を攻撃する技も
少林寺にはあり、それらを練習します。
しかし。
そういった技も、あくまで敵を怯ませて無事に脱出することが
目的であり、重傷は負わせないようにできているのが凄い!
(但し本人が「殺る気」になれば、そういう応用も可能です。
「それ」が必要な状況もありますからね)
機会があれば、ぜひ体験してみて下さい。
万一の時に自分を、
そして自分の大切な人(お子さんとか)を守る為に。
このデジログへのコメント
柔軟性は大切ですよね~、
でも、男と男、女と女が結婚するのは理解できない( ̄∀ ̄;)
たしかに、たしかに。
穏やかな男性も、凛々しい女性も、それぞれに魅力的です♪
> はぎんちょさん
2人に愛があれば、年齢の違いも国籍の違いも人種の違いも、
そして性別の一致も問題にならんということで。
当人たちが幸せであるのなら、祝福して差し上げましょうぞ。
> eriさん
ですよね。他人に対してもですが、自分に対しても。
自分が素直に好き・憧れがあるならいいですが、そうでないなら、
無理に苦手分野に固執することはない。得意分野を伸ばす方が良い。
> few(ふわふわモード)さん
老若男女誰でも、そしてあらゆる状況において、
硬軟両方の思考を忘れぬことは大切と心得ます。
それはきっと問題解決の早道となり、また異性へのアピールにもなるかと。
コメントを書く