- 名前
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- 「元」がつきますが一応プロの小説家。現在、 カムバック目指して修行中です。 そんな私...
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「力を入れる」と「力を出す」
2015年03月07日 21:18
「力を入れる」と「力を出す」。
この2つの違い。実は結構、重要なことです。
とりあえず。
話の要点は、画像の中に入ってます。
筋肉にリキいれて、「ふむっ!」とやると、すごいパワーが
発揮されてるように感じます。が、実はそれ、錯覚が多いんです。
特に。
拳を握ると、「縮む筋肉」が働きます。
指と繋がっている、腕の筋肉も一緒にです。
つまり。
拳を握ってパンチを突き出すというのは、
伸ばす筋肉と縮む筋肉を同時に使っているわけで。
「グッ! とパワーを込めた、全力パンチじゃあ!」
と思っても、その「グッ!」は自分の筋肉の中だけの、
自分の筋肉同士での綱引きです。
その綱引きで、プラスマイナスされた残り分しか、
相手の体には叩き込まれません。
自分のパワーで、自分のパワーにブレーキをかけてるわけです。
ですから。
綱引きをせずに、100パーセントの力をスムーズに
相手に叩き込むには、拳を強く握ってはダメ。
指を自然に広げた形のままで腕を伸ばして突く、
つまり相撲の「突っ張り」などが良いわけです。
で。
これは人間関係や、個人の悩み事にも言えると思うんですよね。
意識する・しないに関わらず、
自分の中だけでパワーの綱引きをしてしまう。
苦しんで汗をかいて息を切らせても、
外への影響=解決への進展はゼロか、僅か。
だから。
力を抜いて、自分の中の綱引きをやめて。
そうして周囲を見渡し、動き出して、それで初めて、
自分の本来の100%が発揮される。筋肉も、精神も。
また。
無駄に力を入れることは、自分へのダメージにもなります。
内外どちらからの負担に対しても、柳に雪折れなし……です。
(これは過去ログ「介護の極意~」でも語りました)
まあ、こういったことは。
私自身、きちんと実行できてるというには程遠いんですけどね。
心身の力みを抜いて、深呼吸して、落ち着いてみること。
忘れがちですが、忘れませぬように。
次回も、今回の続きを少々。剛と柔について。
「柔よく剛を制す」という言葉には、
「剛よく柔を絶つ」が続きます。
☆☆補足☆☆
ボクシングなどでは、突き出すときは拳の力を抜き、
相手に激突する瞬間だけ握り込むようにします。が、
ご想像の通り、それが既に難しい技術です。
拳は拳で、指を取られにくい、掌よりもリーチが伸びる、
受けた相手が痛い、などのメリットはあります。
しかし、自分の指の骨や手首を壊しやすい、
高確率で相手に重傷を負わせてしまう、
などのデメリットも大きく。
私としてはやはり、掌を重視した方が良いかと思います。
男性よりも華奢で壊れやすい、女性の体を考えれば猶更。
このデジログへのコメント
私も平手よりグーパンチのほうが効くと思います。
でも自分の手の方が痛くなることも。。(*>_<*)ノ
> はぎんちょさん
KO=脳震盪に必要なのは脳への振動、ボディなら内臓。
肉や骨を傷つけるのは実は無駄。
むしろ傷害や過剰防衛で訴えられる危険あり。そこまで警戒して備えるのが、
真の実戦的思考かと。
> few(仕事モード)さん
鍛えた空手家でも拳は痛めます。グーは石に例えられますが、
指の骨は「棒」ですからね。グーパンは、棒四本を並べたもの。
ちょっと強い力がかかれば折れます。過信なきよう。
羽交い絞めにされた場合の逃げ方が知りたいで~す
> eriさん
敵は両手が塞がり動けず、自分は両手自由。有利。
手を後ろに回して敵の目に指を突っ込む。耳を引き下ろす。
足の甲を踵で踏む、小指だけ握って折る。敵が怯んだら「火事だ」と叫びつつ逃げ。
> rin♪さん
ええ、喜んで。また会える日を……いや、ここを忘れるぐらいの充実した日々を
送れるよう、祈っております。でもまあ、たまには暇つぶしに覗いて下さい。
ありがとうございましたっっ!
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