社内恋愛について、どう思う？ （アニメータ篇）

アニメータでした、私。

作品？

『キャンディ・キャンディ』
『キャプテン・フューチャー』
『SF西遊記スタージンガ−』

(笑)古すぎて、誰も知らないか。


貧乏だったよ～。

40年近い昔とは言え、初任給なんと３万円！(涙)

でも、みんな燃えていた。


スタジオの１年後輩、ｴﾑ君とｴｽちゃん。

ｴﾑ君は愛知出身、丸顔メガネのポッチャリくん。

ｴｽちゃんは、当時流行ってたばんばひろふみの「サチコ」が似合う、とてもか細い女の子。

お互いに惹かれあってるクセに、なかなか進展しないふたり。

あ～、じれったい！

不器用なふたりを優しく見守るみんなであった。

ある日、トイレに立つｴｽちゃんの背中にｴﾑ君が投げキッス。ﾁｭｯ。

えっ！ いつの間にィ ？


16歳でアニメータになった私は、先輩だけどみんなより年下。

お子ちゃまは蚊帳の外だったのね、ハァ～（ﾀﾒｲｷ）。


スタジオは社長の使い込みにより、1980年の劇場作品『地球へ』を最後に解散した。

みんな散り散りになる中、ｴﾑ君とｴｽちゃんは練馬で同棲を始めた。

あれから35年、いま頃ふたりはどうしているのだろう。