「The Mentalist」

デジログで、ちょこっと主にアメリカの連続テレビドラマの感想など買いていこうかなと。一回一ドラマで。

今は深夜番組だけでなく、Wowowなどの衛星放送や、ネット経由のHuluなどで海外連続ドラマを見ることができます。昔はWowowで見ることが多かったんですが、最近はもっぱらHuluです。

Huluでは結構アップロードされていて、暇に任せてみてしまうのですが、その中で最近の私のベストは、「The Mentalist（メンタリスト）」です。シーズンは現在で6ぐらいまであるんですが、まだ3シーズン分しか見ていません（アップロードされてない）。ビデオは出ているかも知れませんね。

このドラマは、何と言っても、主人公パトリック・ジェーン役のサイモン・ベーカーの魅力が一番かなと思います。主人公パトリックは、幼いときから、鋭い観察眼があり、人の心の動きを読みとることに長け、嘘を暴いて真実を見つけだす能力の持ち主で、カリフォルニア州の捜査当局のコンサルタントとして活動しているんですが、実は、連続殺人鬼レッド・ジョンに妻子を殺害されるという暗い背景を持ち、コンサル活動しながらも、密かにレッド．ジョンを見つけ出し、復讐することを生き甲斐にしているのです。

パトリックは、日頃は明るくユーモアのセンスの持ち主で、誰でも好きになってしまうのですが、同時に暗い面も併せ持つといういささか複雑なキャラ設定で、そこをサイモン・ベーカーがよく演じ、飄々とした持ち味がよく出ています。

基本は一話一事件完結スタイルで、いつもパトリックの見事な謎解きが楽しいわけですが、縦糸としてレッド・ジョンとパトリックの死闘が織り込まれ、話を引っ張って行きます。

脇役陣もなかなかです。特に女性上司テレサ・リスボン役のロビン・ターニーがややひねくれたキャラで、光ってます。ユーモアのセンスに欠け、ぶっきらぼうで、仕事一筋の韓国系の同僚役のティム・カンもユニークです。

どこが魅力的なのか上手く言えない感じですが、もしご覧になれる機会があればぜひ。きっと引き込まれて、次のシーズンを期待するようになるでしょう。