趣味は読書、ただ何となく

仕事帰りに、最寄りの駅前で、久々に本屋へ。やはり、何も決めずに行ったので、ただ棚を見るだけで決められない。諦めて、次の本屋へ。
そこでも散々迷い、結局は新潮文庫の新刊の「人にはどれだけの物が必要か」という本を買った。これなら、最初の本屋にもあったのだ。
僕は最近、本の買い方を変えようかと思っている。それは、中学の時本を自分の意志で買い始めた頃思いついた買い方で、好きな作家を一冊と、未知の作家なりジャンルなりの本を一冊交互に買うというもので、僕だったら例えば、池波正太郎や松本清張を一冊買ったら、次は未知の作家の作品かエッセイか或いは学術書などを読み、また好きな作家を読んだら、次は未知のものを読むということ。これが、バランスが良いのではないかと思う。
今日はまだ「ガリレイの生涯」を読んでいる。僕らにとって、地球の自転は常識だが、この時代は地球が世界の中心で、空が回っていると考えていたので、そして、聖書もそう教えていたので、地球が自転しているというのは、その時代の思想の全てを否定することになるので、迫害されたのだ。だが、迫害されるということは、それが真実を含んでいるからだと思う。