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【実況】亀田vsランダエタ

2006年12月20日 19:45

 試合の状況と採点をラウンドごとにチョコチョコと書いていこうかと思う。
 ときどき覗いてくれるとうれしい。

 実況席を見ると、亀田疑惑採点を認めた竹原畑山が解説を外されている。
 ジャッジは中立国から選ばれているらしいが、さて……。


第1R 亀田9−10ランダエタ
 亀田の軽いジャブが届いていない点、終わり際のランダエタの積極性から。

第2R 亀田10−9ランダエタ
 半ばごろのジャブが入った点を。
 ただリーチが短いランダエタの方が距離を上手く使えているのを評価するのもアリか。

第3R 亀田9−10ランダエタ
 ランダエダによるボディフックと、飛込みへの捌きを評価。
 ただ消耗が大きい気もするが……(採点には関係ないけど)

第4R 亀田10−9ランダエタ
 半ばごろの左ジャブと右フックがヒット。
 膠着気味なので積極性を取りたい。

第5R 亀田10−9ランダエタ
 亀田アウトボクシングが成功している。
 このラウンドはハッキリと差が出た。

第6R 亀田10−9ランダエタ
 状況変わらず。かわしつつ軽いパンチを入れている。
 ランダエタはもうちょっと捕まえに出た方がいいと思うが……スタミナ待ちか?

第7R 亀田10−9ランダエタ
 インファイトを混ぜたのが効果的。
 今日の亀田はしなやかで堅い。

第8R 亀田10−9ランダエタ
 ペースを握っている印象が動かない。
 ここからの方針が見もの。

第9R 亀田9−10ランダエタ
 亀田の潜り込みからの手数が足りてないのが気になった。
 でも好みの差かなぁ。ちょっと自信なし。

第10R 亀田10−9ランダエタ
 潜り込んでからボディ連打は印象度高し。
 KOする気はなさそうだが。

第11R 亀田10−9ランダエタ
 あまり差は無し。積極性の差か。

第12R 亀田9−10ランダエタ
 バッティングによる減点。
 逃げ切り狙いなのでこんなものか。


 :集計:
 亀田116−112ランダエタ

 ランダエタに積極性が足りなかったのが消化不良。
 もうちょっと腰を入れたパンチを打って欲しかったが……まぁこれはコンディションにもよるのでどうとも断定できないが。

 亀田は今回は勝ちに行く戦いとして立派。チャンピオンとして非常によろしい。
 二十歳になって大人になったかねぇ。
 立場が人を変えることはあるが、王者として貫禄と落ち着きを身につけるといい存在になれるかもしれない。賛否両論はともかく少なくとも華はあるのだから。
 それにしてもあのキャラクターでKO狙うつもりがないのは観客は不満ではなかろうか。

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