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趣味は読書(追憶篇&徒労篇)

2013年12月05日 02:40

記憶が曖昧なのだが、たぶん22歳くらいの時、頭に粉瘤という一種の瘤ができ、軽い手術をした。
安部公房、「笑う月」は154ページの昭和59年初版発行の、ごく薄い新潮文庫
この本を、僕はこの手術の日に、確かに読み始めたが、何故か読み終わらず、何かの拍子に失くしてしまい、そのままだったのを、昨日、一昨日の二日間で、やっと読み終えた。
もちろん、22歳の時に読み終わっていれば安部公房にもっと近寄ったかもしれない。長い間僕は、大江健三郎開高健くらいまでが、文学と呼べるのではないかと勝手に、自分の中で位置づけてきたのだが、安部公房は彼等と並ぶ第三の男だったのだと今更感じている。
ともかく、30年近く読めなかった本を読了してすっきりした。
さて、今日から、吉永南央の「萩を揺らす雨」を読み始めた。ミステリーらしいが、主人公の探偵役が喫茶店を営む老婆なのが、特色なのだろう。優しそうな表紙に惹かれて買った。
ところで、明日(日付けが変わったので正確には今日)は休みなので、仕事の帰りに、池袋を回って本を買おうとの思ったが、何故か気が変わって渋谷へ。
晩飯に、てん屋の天丼を食べ、まず「文教堂書店」へ。収穫なし。
次に、「ブックファースト」へ。収穫なし。
嫌な予感を感じつつ、「啓文堂書店」へ。収穫なし。まさかの三連チャン
結局、うろうろして、晩飯食っただけになった。帰りの電車で、奇跡的に座れたのだけが、笑うラッキーだった。
昔、ドン・キホーテの向いに「ブックファースト」があった時は、品揃えが豊富で、ちょくちょく行ったのだが、店舗が移ってから、収容面積の差もあるのだろうが、期待外れになった。「パルコブックセンター」にも行きたかったのだが、遅過ぎて閉店していた。
そこそこの大きさの本屋を三軒も回って、一冊も買いたい本が無いというのは、全くの徒労である。

このデジログへのコメント

  • 真白 2013年12月05日 02:56

    読書は楽しいですよね 私も今の多忙な生活から抜け出せる日が来たらいっぱい読みたい

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