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果物詐欺 注意報

2013年11月21日 21:09

果物詐欺 注意報

今日、母親が買い物から家に帰ってくると
「私ってバカやわ…」と意味深な発言をするので
理由を聞くと、商店街に柿を販売する露店が
来ていて、看板には大きく”一盛り300円”と記載
されていたらしく、「一籠300円なの?」と訪ねると
「すいませーん、そっちの籠は2000円なんスよー」
「じゃあ、いらない」
「ちょ、ちょっとまってお姉さん
今なら1500円でおまけもつけますけどどうですか?」

という具合に言われて買って
籠の中身をあけてみると
写真の通りだ!ほとんど傷ものの柿で
しかも熟しすぎて痛みかけの柿ばっかり…

そう、つまりだまされたってこと。

最近、何でこんなところにってところで
果物を売っている露店がある。
オフィス街の真ん中とか
住宅地の中とかで突然、
通行人を捕まえておいしいイチゴどうですか?
と話しかけてくる。

販売員はなぜかみんな若い男性か女性
しかもさわやかな面もちで、いかにも大学生バイトです
という雰囲気を漂わせている。
私も以前、家に帰る途中で
お姉さん、おいしいイチゴいかがですか」
と話しかけられて
果物嫌いなんです」、終了
という場面に遭遇したことがある。

どうしてこんなところで売っているのだろうと
思うこともあるのであるが
要するに、売った形跡を残さないための
小細工である。
販売員が箱を持って売り歩く形式であれば
買った後に追求されても追いようもないし
裁判の起こしようもないのである。
おそらく領収書も作らないだろうし。

商品価値のない傷物の柿は
農家でも廃棄処分される。
つまり、仕入れ価格は実質無料。
これを、うまく綺麗な果物の詰め合わせ
みたいに籠につめて一籠300円と表示
しながら、実際には1000円以上の価格をつけて
売りつけている。立派な景品表示法違反
つまり詐欺

でも、訴えようとしても相手の証拠が
つかめない以上は被害者も訴えようがない。
移動販売の露店はそれがねらいなわけだ。
自分たちの足取りを隠すための常套手段

私も実際にその露店を見たわけじゃないので
何とも言い難いのであるが
一応、その柿の写真をアップしておく。
道ばたで若い男女に果物を売りつけられたら
本当に注意してほしい。

やっぱり、信頼できるスーパーや店舗で
直接購入し、領収書をもらったほうがいい。
対外のスーパー果物が痛んでいたら
交換、返金してもらえる。

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