- 名前
- ポマポマ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- はじめましてこんにちは。 ポマポマといいます。 絵を書くのが好きで漫画など書いてます...
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恋の門を見る
2013年11月19日 00:26
松尾スズキの初監督作品恋の門をみた。
松尾スズキさんは
似ている人が多くいて
リリーフランキーや宮藤官九郎と
いっつもごっちゃになる。
あらすじ
石に漫画を描いてそれが
芸術だと言いながら努力してない
漫画家志望の青木
会社では普通のOLだが
プライベートでは
同人誌で一千万円売り上げる
いわゆる腐女子の恋乃
そんな二人のどたばた恋愛コメディ。
…
感想
つまらない、松尾スズキ氏になさい!
という感想がはじめに出てきました。
私は主人公の青木という男には
自分と重なるところがあって最初あーそうだよね
うまい人をみると自分の才能が信じられなくて
逃げ出したくなることあるよなよな
青木は石に漫画を描いてちょっと俺は他人と
違うってことを(平凡な才能なのだが)誇示したい
タイプの人間である。
逆に相手の恋乃はいわゆるお宅女子
だがうざい系のお宅女子。
彼氏に好きな男キャラの格好させて
キスして欲しいとかいうやつ。
何が一泊旅行で付き合うか決めようだ
ゔぁーーーーーーか!
こういう自分ワールドを押し付ける
オタが一番たち悪いんだよ。
この作品がおもしろくないのは
すなわち、見続けられないのは何もかもが中途半端で
メリハリがなくてギャグなのかシリアスなのか
まったくわからないから。一時間経過したところで
もう少ししたらおもしろくなる、もう少ししたらと
自分に言い訳しながら見てたけど苦痛だった。
コメディで明るく描くなら明るく!
ブラックコメディなら地獄甲子園みたいに徹底的にバイオレンスに
演出しないといけないと思うんだけど。
この作品に出てくるお宅の
人たちも私が嫌いなキャーキャー
わめくタイプのお宅ばっかり。
電車で桐乃のアナウンスを録音してて
雑音が入るといってほかの乗客に
八つ当たりして叫ぶタイプの奴。
こういう一方的なお宅の描き方が一番腹が立つ!
松尾はこれがお宅だと思ってんのか?
あと、登場人物の意味の分からない
独特のしゃべりとアクセント。
すべてにおいて台詞が浮いてる。
漫画が原作といってしまえばそれが
キャラクターだからしょうがないけど
でもムカムカする。面倒くさい言い回しが
よけいムカムカする。
登場人物はめっちゃ豪華なんですよ
大竹しのぶ、忌野清志郎、でんでんさん、
松田龍平、瀬戸若菜、
しれっと庵野監督もでてたし!安野さんもいたし!
なにこの豪華キャスト。
半分みただけでもうギブアップ
所々に散在する寒いギャグも
とってつけたようにでてくる
コミカルな表現もすべて滑っている。
くすっとも、笑えない、
くだらない松尾スズキ、氏になさい!
これが初監督だから
しょうがないといえばしょうがないが、
ビームのコミックはガロの漫画と同じく
癖が強いのが多いから映画に直すのは
正直難しいんだよねぇ…
わかるんですよダメな映画って
途中で監督もやる気なくしてるから
作品自体もいい加減さが露呈してくるのが。
役者さんたちもキャラクターを理解して演じていると思えない。
ちゃんと演技指導してない証拠だと思うんだよねぇ。
その次にみた、デッドボールも漫☆画太郎先生の
地獄甲子園の続編で、
シュールなギャグてんこ盛りで笑えるだろうと
思ったけど下手にスプラッタ映像を使い回すだけで
冒頭から見るのがしんどくなってしまった。
ババアゾーンは笑いまくって三回もみたのに…
スプラッタ場面が嫌なんじゃなくて
冷たい熱帯魚みたいに効果的に
使うとこ使わないとこ分けないと
単調になって苦痛な映画になってしまう。
怖く見せたいのか?シュールギャグとして見せたいのか?
意図がわからないから、こっちも反応に困る。
一時間以上人間を拘束するんだから
それを苦痛にさせないでほしいのよね。
このデジログへのコメント
なんという残念感
良さげなネタをつまんでくる能力と、それを組み合わせて昇華する能力は別もんてことか…
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